東北の旅その5.5〜仙台の夜〜

 夕暮れ迫る仙台の街は久し振りですが、やはり大きくて、東京方面から高速を降りて西側から入っていくルートが多かったですが、今回は北から入っていきました。以前は仕事でしたし街を全て把握しているわけではないので、ふと気付くと目的地の旅館に入る小道を5m程過ぎてしまいまして。片側3・4車線、下り坂の道を押してバックする気力・体力も持ち合わせていないので、先で左折左折で折り返しますが、一通ばかりでかなり大回りで戻りました。
 宿は観光客ではなく仕事師が多い宿なので、こういった時期には逆に混雑しておらず、良いタイミングでした。素泊まりで、結構安い記憶で予約の電話を高速のPAから入れておいたのですが、意外に高いことを言って来まして、¥4,300。二年ほど前に来た時はもっと安かったんだけど、とゴネるとあっさり¥3,500。暇だから儲けようとしたのでしょうか?安くなる分には文句なし。大急ぎで風呂の支度をしてくれている間、キャンプ道具を部屋で干したり。汗を流して夜の街へ。
 東北一の大都市だけに歓楽街も国分町広瀬通定禅寺通り辺りには無数の飲み屋、居酒屋が有ります。ただ時期が時期だけに夏休みをとっているお店も結構あります。こんなお店ばかりだけではないのですが、自分の好みのところはこういった古くてゴチャゴチャしている感じの所なので。
 いつも仙台に来たら立ち寄るお店でまずは一杯。秋刀魚刺し。値段も安いし、中々美味しい良いお店です。見たことのある少し体格の良いオネエサンに少し話しかけて見ます。店内は基本的に変わらないのですが、少し違う感じがして。するとやはり奥に座敷を広げ、トイレ付近も改装したとかで。日本酒も高級品はありませんが、普通の東北の地酒が一合¥300!安い!三杯ほど飲み良い気持ちでフラリフラリと。あいにく目指していたバーはお休みで行けませんでしたが、良さそうなお店が幾つもあり、また仙台に飲みに来てもいいなと思います。行って見たい所が有り過ぎて、一晩じゃ回りきれません。フト目に付いたJAZZ喫茶で珈琲を飲み少し酔い覚ましをして。というかALTECのA7があり久々にレコードの音を聴きました。コレについてはまた別の日に。