カリフォルニアからきたMaiちゃん

 先日、地元錦糸町を歩いていて。仕事帰りに立ち寄ることの多い、ヤオショー(錦糸町北口に三店舗展開中の八百屋兼業務用食材店)に行き、いつものように野菜を眺め、アジアと呼ばれる東南アジア方面の食材が豊富な店舗を、ウロウロしていたときの事。いつもは気にしたことも無いところで、米を売っていることに気が付きました。丁度食べているお米が減りつつあり、次の候補を探していたところで。
 以前はパン食の時期もありましたが、現在はもっぱら米食ですから減りも早いのです。昼は手っ取り早く麺食も多いので、朝は特にご飯、銀シャリが好ましいのです。
 袋を見るとカリフォルニア米と書かれていて、値段も手頃。以前、カリフォルニア米について聞いた?か読んだ記憶では、アメリカの温暖な地域で大規模農場でコシヒカリを栽培しているので決して不味くない、いやむしろ合理的ですらある、との評判でしたので、そんじゃぁ、食べてみるかと10Kg入りの袋を持ち帰りました。減っていたとは言え、少し残っていた石川県産のコシヒカリと混ぜて炊いてみると、さほど変化はありません。『へぇ、意外と評判通りなんだなぁ』と思って初日は過ぎました。
 二日目。いつものように炊くとやや硬め、というかパラりと炊き上がります。炊き立てはまぁ、パラりなのですが、冷めたご飯をレンジで温めるとこれはパラパラ。と言うかボロボロ。全くまとまりがありません。十何年か前に米不足で販売された外国産米ブレンドの再来です。それでも何度か水加減を変えてみますが、炊き立てでも味気ない感じ。
 そこで、急遽もち米を1Kg買って参りまして自家ブレンド。割合的には9Kgのカリフォルニア米:1kgのもち米。炊くと幾らかモッチリ感が出て来ましたが昼等に他所のご飯を食べるとまだまだ頂けません。
 米好きなのに、美味しくない米に当たると途端に食が進まなくなるし、かと言って消費するのは限られているしと、痛し痒しの状況なのです。