新橋にてミにこけん

お好み揚げ

 月曜日の立石、『秀』でグルメッチー☆さん、元坊さんと集合した時、前回のにこけん全体集会(代々木八幡)に来られなかった、お二人は、不参加組同士飲む計画をしているということで、この月曜日は全くの思い付きで、葛飾グルメ会とのジョイントの飲み会なので、あくまで木曜日がメインとのことなのです。その時点では、木曜日に何も用事はなかったのでブッキングしておきました。
 さて、先日書いたように、翌日は禁酒日の予定だったのが、ころりと変わって楽笑さんと上野でお会いしたので翌水曜日はキチンと禁酒しました。そうして木曜日に備えていたのです。
 木曜は新橋『へそ』という立飲み屋さんで集合、17:30と言われていたので、やや焦りながら都営浅草線で新橋に向かいました。
都営線は地下鉄なので到着は新橋駅でも地下のほう。階段・エスカレーターを使って上がっていくと目の前に『へそ』が見えてきます。ありゃりゃ、と思いましたがネットで見てきた情報ではもう少し西側で虎ノ門方面に行ったところでしたから、初志貫徹そちらの方に向かうことにします。

 お店に到着するとまだ誰も来ていません。あれあれと思いながらも、もう既に混雑するお店に入りお客さんから発せられる熱気にテンションも上がってきます。それもそのはず、16:00〜18:00までは生ビール(サッポロ黒ラベル \440)、チューハイ・サワー類が半額になっているのです。まずはホッピーと考えていたのですが、店員さんに、ホッピーは半額にならないですよ、と諭されて生に変更。どうやらコチラのお店は、串揚げがメインのようですが、豊富にツマミが揃っています。その中から選んだのは『さいぼし』という馬肉の燻製(干肉)を選びました。燻製と書かれていましたが、燻香は殆んどせずに、塩漬けした馬肉を干した感じです。
 少しするとタイムサービスの時間も終わり、早めのお客が引き始めたころ、グルメッチー☆さん登場。丁度運良く空いたテーブルに移ります。二人ともホッピーを注文し、飲み始めるか始めないかというところで、元坊さんも到着。

 串揚げも頼んで、お替りのホッピーも追加。右側の串揚げは2本ばかり食べた後ですが、ヘルシー野菜揚げ。左からゴーヤ、ミョウガ、ズッキーニ。食べてしまったのは、オクラともう一つは思い出せません。しかし、この時点でそろそろ小一時間程経過し、いささか立っているのが辛くなってきて、楽笑さんをココで待つのは無理との判断で、新橋駅に向かいながら良さそうなお店を探しますがなかなかこれと言ったお店が思いつかないまま、SLの前に到着。

 しばし待って楽笑さん、そしてその日の特別ゲスト、ゴサクさんと初対面。ゴサクさんは現役のプロレスラーで楽笑さんのブログに遊びに来られたのがキッカケで、今回ようやく飲む機会が設けられたのです。当てにしていたお店が満席で、そのすぐ前にあった細長い『鉄火場』の店の奥には我々を待っていたかのような絶妙な空間がポッカリ空いていました。外から見ただけではこんな広さがあるとは思いませんでした。
 全員ホッピーを愛飲しているので、当然至極ホッピーを注文。

 今回初のゴサクさんに自己紹介しつつ、『にこけん』名刺をお渡ししたら、逆にゴサクさんの名刺も頂きました。色々な職業の名刺を頂きましたが、プロレスラーと言うのは初めてです。皆さんも興味津々で矢継ぎ早に質問攻め、その中でもグルメッチー☆さんは傍らに移動してもうすっかり仲良しに。傍から見ているとプロレスラーとそのマネージャーのようでした。肝心の煮込みは牛スネ肉のような脂肪分の少ない箇所の薄口醤油(?)味。柔らかく煮込まれ、身はホロホロとしていました。

胡瓜のお新香を注文し、元坊さんがなにやらごそごそと出しますと、先日韓国へ行った際に作って来たという、塩ウニ。塩をまぶしてザルで干してという感じではなく、水気がかなりあるので、いわゆるウニの塩辛ですね。塩とウニだけで作っているのに、奥深い味わいでした。
 いつしか中お替りがボトルの方が安いということで、金宮焼酎が一本空き、二本空き。そろそろお次へ、ということでしたが、グルメッチー☆さん、楽笑さん、元坊さんは三軒茶屋の『三茶氣』へ移動する気満々。ゴサクさんとワタクシは帰ることにして新橋駅から電車に乗ります。しかし、プロレスラーのゴサクさんはその体格(185cm、115kg)だけに一軒だけでは物足りなさそう。水を向けると行きたそうなので、急遽神田で電車を降り、前回中々好印象だった『まつや』さんでしみじみとホッピーを軽く飲んでこの夜の締めとなりました。