ニシキ屋@錦糸町

ニシキ屋@錦糸町

 9月の中頃から朝の通勤の時に、何やら工事をしているのに気が付いていたのですが、10月1日、翌日のKFK(コリアンフード研究会)のために家で大人しくしていようと思いつつ、帰り掛けにひょっこりオープンを思い出して立ち寄りました。生ビール(一番搾り)が一杯¥100のサービス(お一人様一杯のみ)。今流行の昭和レトロチックな内外装、看板の創業昭和八十三年というのが、いかにもという感じです。
 錦糸町駅南口を出て右手に折れると線路沿いに飲食店・風俗街が軒を連ねている少し外れたところにあります。徒歩3分というところでしょうか?
 店内はさすがにオープンですから、混雑していますが幸運にも壁際の席を見つけ確保出来ました。早速生ビールを注文。小ぶりのグラスですからすぐになくなってしまいそう。でもこれで¥100のサービスですから文句は言えませんね。後で隣に来たオジサンは何杯も注文していたけど、後でビックリではないのでしょうか(゜ロ゜)。
 レバ刺し¥550。こちらのお店、刺し物が売り(=鮮度が良いことをアピール)にしているようで、他にもハツ、センマイ、ガツ、コブクロ、タン、カシラ、ホウデン等と豊富に揃っています。しっかりした食感が残り鮮度の良さは窺えます。ひとつ難点を言えば、オペレーションのまずさ。最初に注文したにもかかわらず、出て来たのは30分ぐらい経ってから、しかもまだか?と聞いてからですからね。出来たばかりのお店ですからしょうがないのですが。ホールのメンバーは充分多かったのですが、調理が追いつかなかったのでしょう、今後に期待したいところです。
 にこけん(日本煮こみ研究会)メンバーとしては煮込みも欠かせません。¥380。味付けは濃すぎない味噌味という伝統的な煮込み。最近では塩煮込みも勢力拡大の一途ですが、こうしたオーソドックスな煮込みは安心できますね。あっさりしていて、かつコクがあるということなしなのですが、ちょっとインパクトに欠けていました。これから改善されることでしょう。
 トータルではホールの女の子の対応もまずまず、初日からお替りを勧めるなどなかなか商売上手のマニュアルでトレーニングされているようで今後見守って行きたいお店です。すぐ近くにはあの『紅とん』もあるし、ネ。