緊急耐震工事

 ということで、、昨日の大地震の余震がまだまだ続き、予断を許さない状況でありますのでその反省を踏まえて耐震工事をすることにしました。昨日の現状を分析し、やろうやろうと思いつつ、今まで手を付けていなかった

  • 液晶TVの固定
  • メインシステムのSPの固定
  • CDラックが倒れないようにすること

 の3点。何せあの一発目の地震でCDラックの倒れることを防ぐためにエラい苦労を強いられ、なすすべも無くCDラックを抑えながらSPが落ちるのを眺めるしかなかったのですから。
 10時のホームセンターの開店を待ちかねるようにして資材を買いに行くと、案の定耐震用品のコーナーでは人だかりが出来ていました。帰ってきてからひたすら木材を切ったり、ねじ留めしたりと苦労しました。でもそのお陰でかなり今までの状況よりも改善が図れたと思います。

 液晶TVの耐震化。っていうか、しっかり固定しようとまずは壁掛け用の固定金具取り付けの穴を利用して、こんな枠組みを組んでみました。使ったのは1x2材、手頃な値段で強度も十分。金物とねじをふんだんに使ってガッチリ固定。自作のオーディオラックなので、こうしてバシバシビスを打つことができるのは有利な点です。15mm厚のラワン合板を2枚重ねのところにがっちり留めましたからこれで大丈夫でしょう。

 昨日は落ちるに任せるしかなかったメインシステムのTw(eeter)2405HもこうしてTVの裏に非難させておきましたが、もっと下の床上の方がいいかも。

 さてTw(eeter)が落ちる危険性があるので、ホーン(Mid)をウーファーのエンクロージュアの上に載せただけの2wayシステムにチャンデバの設定も変更。こうしたときにはデジチャンは楽ですね。試行錯誤した結果、1x2材を利用してT字型に組んだものをホーンの下に噛ませてズレ止めとしました。金物を互い違いにしてできるだけ目立たなく、かつ効果的に効くように。

 このようにして、ホーンの裏側から留めていますが、やはり上にシフトした分、目立っちゃいますね。でも効果がなければ仕方が無いので妥協、納得せざるをえないところです。たとえ自作でもこちらのホーンを裏側から、エンクロージュアにビス留めするのはさすがに気が引けました。

 一番の懸案のCDラックの固定。こんな部品を考えていました。二つの木材の間にボルトでジャッキアップできるものです。チーズのように白いのは滑り止めのゴム。

 このように組み合わせて使うのですけれども、壁紙に色落ちしないように黒色と白の二色用意しました。黒い方は直接ラックについてもいいほうなので下に敷くのです。

 実際にラックに載せてみたところ。ボルトを締めるのではなく緩める方向にすると寸法が長くなるのでジャッキアップされていきます。レンチでジャッキアップするとうまい具合に棚が固定できました(嬉)。

 3組作りましたが、あともう一つ必要ですね。CDラックが3つなので3組で良いと思ったけれど、棚の中央よりは角で押さえたほうが良いようなので。CDが斜めに傾いているのは地震の影響で、すっかりシェイクされたものです。ラックを固定したのでCDが飛び出てくる危険性はありますがそれは次回、力尽きました。