Fahrenheit/TOTO

Fahrenheit
1. Till the End
2. We Can Make It Tonight
3. Without Your Love
4. Can't Stand It Any Longer
5. I'll Be Over You
6. Fahrenheit
7. Somewhere Tonight
8. Could This Be Love
9. Lea
10. Don't Stop Me Now [Instrumental]
Vo.は『STAR WARS』のメインタイトルで有名な、ジョン・ウィリアムスの息子で、日本的に言うと親の七光りなのかと言うと全くそうではなくって、張りのあるいい高音でした(今は・・・?)曲のクレジットにも名を連ねていますし才能が有るのでしょうね。TOTOのアルバムはもっと色々代表作として揚げられる物が他にあるのですが、時々無性に聴きたくなって引っ張り出してきます。
 #1の出だしからバシッときます。#2は少しポップになりミディアムな感じから#5のバラード(TOTOのバラードの中でも出色の出来)で一息つき、#6タイトル曲のFahrenheitはイントロから凝っています。#7は珍しくレゲエタッチで、#9、#10はバラード調が続きます。#10はインストでTpでマイルス・デイビスが参加しています。あのトーンは独特で直ぐ判りますし、この曲自体意識的にジャズっぽく(Fusion寄りの)仕上がりです。
 一枚通してよく練られた構成だと思います。