Meddle/Pink Floyd 『おせっかい』
1. One Of These Days
2. A Pillow Of Winds
3. Fearless
4. San Tropez
5. Seamus
6. Echoes
しかし、これは一体何の画、というか模様なんでしょうか?"meddle"を辞書で引いてみると、
meddle
[動](自) 1 (他人の事などに)よけいな世話をやく, おせっかいをする, 干渉する*1 You shouldn't meddle in other people's affairs. 他人のことにちょっかいを出すのはよせ. 2 …を(不注意に)いじくり回す, もてあそぶ*2. [中フランス語←後ラテン語misculre (miscellusまぜられた+-re動詞語尾=まぜる→干渉する). △MISCELLANEOUS] .. [さらに]
プログレッシブ英和中辞典(小学館)より
と言うことなんで、『おせっかい』と言う邦題はあながち間違ってはおりませんが、ちょっとCDショップで初めて手にとって買おうという気はおきないんじゃないでしょうか?
#1はプロレスの往年の名悪役アブドーラ・ザ・ブッチャーの入場テーマ曲として使用されていたことで有名。この曲はInst.なんですが、Vo.というかSEのような声が入っているんですけれども、映画“Twin Peaks”の中でも赤い部屋の小男が語るシーンを、フト思い出してしまいます。オープニングは静かにBassで始まり徐々に盛り上がり最後は風のSEで次の#2のアコースティックな曲に巧く橋渡し。確か“Dark side of the moon”を最初に聴いて気に入って買ったので、こう言うアコースティックな曲は意外でした。次の#3もアコースティックな曲なんですがかなり主観的かもしれませんが、イスラム風というか、祈りのような声が使用されています。(もしかしたら、単純にサッカーの応援なのか?)
#4は打って変わってシンプルなロック、と言うか後の作品では見られないようなタイプの曲です。ピアノのソロが実に良いです。#5もロッカバラードという感じなんですが、犬のSEとの掛け合いみたいでビミョーな感じです^^)
#6は大曲、23′21″ですが、静かに盛り上がり、静かに終わります。