オーディオショップには魔物が…

tominxanadu2005-12-28

 昨日、今日と秋葉原をブラブラと。特にこれと言って目的も無くても昨日は12:30からあっちへこっちへ、気がつくと日も暮れてきて四時くらいになってしまいまして。当面アンプの修理をしないことにはな、とこの間思っていたのですが、コイズミ無線に行くと、丁度大きさの手頃なウッドホーンがあり、忙しそうな店員さんをつかまえて値段を聞くと、スロートと言う部品とドライバーが必要で、ホーンだけでは意味も無いだろうという事で、親切にも全て計算して頂けました。しかし、片チャンネルで\44,000(ステレオではモチロン倍の\88,000!)も掛かるし、いまのシステムに使うには使用レンジの問題でうまくつながらず、もう一組間を埋めるミッドバスを加えて4Wayのシステムにしなくてはならないとの事でドンドン肥大化していくのは望ましくないので却下しました。
 そこで話の流れで、Midレンジのユニット交換だったらこれが良いんじゃないかと言う事で、テク二クスの20cmのユニットを勧められました。\9,000X2と仮枠でラワン合板21mm厚で丁度穴の開いているものが。これなら買えない事はありません。しかし勢いで買ってしまうのも危険なので一旦考える為に外へ。
 又ブラブラとしながらも考えてみると、やっぱり大きくなってしまうし、ノイズが気になるのはMidレンジなので、余計粗が目立ってしまう恐れがあります。でももうテク二クスは製造をとっくに止めているし、無くなったらお終いだし…
 それで一晩考えて、今日やっぱり買おうと言うことで、行って来ました。
 と、そこで、ふと別のお店でもっと安く売っていたりして?などと思いまたアチコチに行って見ました。すると、ヒノオーディオに久し振りに行ってみると、最近気になっている真空管アンプがずらりと並んでいるし、スピーカーユニットもゴロゴロ転がっております。小一時間も眺めていたでしょうか、決して広くは無い店内を二周ぐらいしていた時に、JBLのツイーターが目に付きました。2404Hと言う機種です。高いですが頑張れば買えない事はないというくらいのお値段で。でも以前から2405Hと言う機種が良いなあぁと思っていましたから、グッとこらえて。
あるじゃないですか左手の方にひっそりと。しかも説明書きには色々と書いてあったのですが、生産終了の文字が。でも値段が値段ですので、チョッと冷静になるために外へ。別のお店に電話をしてみると以前はもっと安い値段で出していたのですが在庫無し。他にも二三軒当たってみましたが、無いようです。
 また万世橋を歩いて地下のお店へ。一人サラリーマンが携帯に収めた自作SPの自慢をしていて、また2405Hと独りニラメッコ。悩みましたが、そのサラリーマンの自慢が区切れたところですかさず、店員さんにどんな感じか話を聞きましたが、論より証拠と言う感じで、聴き比べをさせてくれました。現用器のFT96Hと限定販売のT90A-EXの三つです。
 2405Hはそれだけで鳴らしてもあまり良く判らなかったのですけれども、FT96Hに換えてみるとこれはか細いです。チリチリした感じです。もう一度2405Hにすると、もう少し低音が伸びていて厚みのある感じです。ここで既にFT96Hは負けです。それでT90A-EXにしてみると、綺麗さは2405Hに勝るものの、厚みと言う点では一歩譲ります。クラシック中心なら抜群でしょう。で在庫はもうこれしかないと言うことで購入決定!最後の1セットですもんね^^。早速帰って来て鳴らしてみました。箱を開けてみました。接続する前に記念撮影。で接続したのが上の写真です。音についてはこれからおいおい。エージングがまだまだこれからですからね。