AJA/Steely Dan

AjaRock・Pops・'70s

1. Black Cow
2. Aja
3. Deacon Blues
4. Peg
5. Home At Last
6. I Got The News
7. Josie

 少なく見積もって300回は聴いたでしょう。知った時(19歳の頃。高校生の時に通っていた喫茶店で聴かせて貰いました)にはもう解散していました。(その後復活)それだけ聴いても全然飽きません。これと並ぶ回数聞いたのは、Rushの『Moving Pictures』位でしょうか?
 恐らくジャケットの写真を拡大しても判らないでしょうが、日本人女性の横顔を使っていてモデルは山口小夜子という方だそうです。日本盤では『彩』と邦題がつけられていますね。'77発表ですから、来年発売30周年を迎えるんですね。気の早い話ですが。
 #1のイントロからやられてしまいます。W・ベッカーとD・フェイゲンの魔術に掛かってしまうんです。ゆっくりした曲なのにグルーブがあります。流石はチャック・レイニー存在感があります。
 で#2タイトル曲ですね。これまたイントロのピアノの音にすっかりやられてしまいます。とおしゃれな展開で聴き流していると、SaxのソロからDs.の絡みにビックリしてしまいます。最後の盛り上がりは半端じゃありません!恐るべし、スティーブ・ガッド
 #3は少し落ち着いて何となく夜の良い感じです"Drink Scotch whiskey all night long"のフレーズがそう連想させるんですかね。もうずっと聴いていたくなるような曲です。
 #4は軽快なテンポでD・Fagenにスラップ(昔風に言うとチョッパー)奏法を禁止されていたにも拘らずそれを織り交ぜたチャック・レイニーはやっぱり良い味出しています。
 と解説していてはいくらでも解説できるし、詳しいことはWeb上に一杯転がっています。が、こればっかりは聴いてみないことには始まりませんからね。とアマゾンを見たら、なんとこの歴史的名盤が\1,186ではないですか!これは買うしかありませんね。
 で、この作品を作った演奏者および関係者がその裏側を(製作過程とも言う)解説、実演しているDVDAja [DVD]が発売されていて、これはもうファン必見、そうでない方も一度は見たほうが良いです。ワタクシが買った時は、\3,800もしたんですけど、↑クリックすると驚きの値段が…