四国・九州ぶらり旅その6〜いよいよ九州へ〜

 ここの所、バイクネタで続いているのですけれども日々の生活も過しているので、少しそこらへんを。
 以前ご紹介させて頂いた、御茶ノ水の『炭火焼 輪屋』というお店が、ワタクシの旅行中に、2/20にオープンなさっていました。おめでとうございます。駆け付けるのが遅くなりましたが、昨日顔を出してきました。
 一人なので、一階のカウンターで。厨房の一人が気付いて、オーナーのH田氏に取り次いでくれて、ご丁寧にご挨拶頂きました。モツの刺身が絶品でございました。日本酒も、この間香川で訪れた『凱陣(がいじん)』が置いてあり冷と、ぬる燗を頂きました。外に出ると二人組の女性が。入ろうか迷っていたみたいなので、すかさず美味しいですよと、アピール。H田氏に上手く引き継いでもらって無事入店。
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 今日は、過日初期化して全てデータが飛び、その教訓からHDDを購入しました。使用しているPCはノートで80Gなんですが、これは250G。こんなにいらないかと思いましたが、余裕があった方が良いでしょうし、予想より安いものでした。しかも昨日見て迷っていた時に、\16,800で今日は土日特価で\15,900の値段。しか〜し、レジでバーコード読み込み段階で、\14,800。どういうことなんでしょうか?
 あらかじめ、担いでいったグレゴリーのミッションパックにしまい込み、中央線で一路吉祥寺へ。駅ビルにヨドバシがあるとこんな時に楽ですね。
 今夜は、このBlogにコメントを頂いているMichirohさんのライブがありました。久し振りに吉祥寺に行き駅ビルのロンロンに入っている『DISKINN』に軽く寄って、空腹だといけないと思って、ガード下のうどん屋へ。讃岐うどんと謳っていましたが。ビックリするほど・・・でした。ライブハウスに向かう途中段々気持ち悪くなり、ついに出してしまいました。人通りや車も多かったので少しづつ。五・六回出すとすっかり出てしまい、しかし最後は何やら赤ワインのような血も。疲れが溜まっていたんでしょうか?普通に考えると飲み過ぎですが。
 何とか回復して、いざライブハウスへ。実を言うと、今日がライブハウスデビュー☆です。緊張しながらも、チケットを購入。オバちゃんに「どこのバンドにきました?」と聞かれながらも???のままVoodoo Caravanの名前を告げると、事前告知の料金に割引。Viva☆Voodoo Caravan!
中は轟音が渦巻き、まだ早いので客足もまばら。曲調は嫌いじゃないものの、メイク系のVo、Dsに全く立位置から動かないG、比較すると動きまくりのB。
 入れ替わりのバンドは、○校生レベル。Vo.が致命的でした。
 いよいよ、Voodoo Caravan。入店して最初ロッカーの前に立っていたんですが前に居た方がMichirohさんでした。セットチェンジの時に、何処かのバンドの方かとは思いましたが。幕が開き演奏が始まりビックリ。 トイレに行き、ドリンクを買って元のところに戻ると、既に場所がふさがっていて、右側のPAの横に陣取り、目の前にMichirohさんが。こちらの目の前がマイクスタンドで、あまり良いショットになりませんでした。にしても、前のバンドが全然比べ物にならないほど、別格に巧かったです。お世辞抜きで。フレットレスBassも知りませんでしたが、音程はハッキリしていて、Ds.がまた巧い!リズム隊に気をとられてG.X2は・・・。
 さすがに二時間以上立ちっぱなしで疲れたので、Michirohさんに声を掛けて挨拶をして帰途に付きました。

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 十日目、2/28。10303.5Kmから。国道2号線を宮島方面へ。日本三大名所のうちの一つですね。2号線は凄く整備されていて高速道路のように、市街地から快調に飛ばして行きます。しかし、宮島付近は渋滞。トラックの脇をすり抜けながら宮島の駅へ。フェリーで行くのですが、乗り場から見た有名な赤い鳥居は小さく、ガッカリ。今回の四国・九州の旅の目的ではないし、と言い聞かせ今回はパス。先を急ぎ、大竹と言うところから高速に乗ります。
 天気も余り良くなく、一つ目のPAで膝に貼り付けるカイロを貼ります。山口県に入る頃青空になってきましたが、依然風は冷たく、工事区間で初日同様ガス欠に。高速ではスコブル燃費悪し、《瀬浪》号!
 それでも、燃料コックを回し、再スタート。下関の手前のICで降り再び2号線で下関へ。昼時で、下関市街でとも考えましたが、早く関門トンネルをくぐってみたかったので、そのまま。
 排気ガスが凄いです。
 約5分後。
 九州上陸!しました。
 そこは、九州という感じではなく、何だかトンネルをくぐって隣町と言うあっけないものでした。
 拍子抜けしながら、小倉市街へ。翌日雨の予報で、キャンプで二泊の予定です。食糧も買い込み順調にキャンプ場に到着すると(無料!)北九州市の管轄のそこは一人のキャンプは認めず、三人以上ならOKと誠に不都合な場所で、当てにしていたワタクシは狼狽しつつも、いつものように海岸沿いへ。しかし、あたりをつけた海岸にはキャンプ禁止の文字が。
 ガーン
 仕方なく更に西へ。雨まで降り出し、焦りつつも何とか海岸沿いの土地を見つけました。そこは砂浜ではないものの、林の際で、コンクリートの防護壁の少し内側で、急いでテントを貼り水を近所の家で確保。ホッと一息。
 しか〜し、その晩からの雨と、強風波浪注意報の玄界灘の怖さにはまだ気が付いていないのでした。
 昼食のごぼう天うどんがもたれ、夕ご飯をロクに摂らずに、寝ていたのですが、波の音はザッパーン!!と。iモードで調べると大潮で、早朝の四時頃満潮です。防護壁の上とはいえ、夕方より水位が上がって来ています。 
 寝ていると、明らかに雨風の音とは違う水飛沫がテントに。防護壁に当たった波が立ち上がり、その余波が掛かっているようです。ダメぢゃん少し歯なれたところに2メーターぐらい高台の所がありましたが、本降りの雨の中真夜中に移動は嫌です。散々迷って取り止め。焦ってテントを張った割にはしっかりペグも打ち、それでダメなら良いやぁ、もうと破れかぶれモードです。
 翌日起きると依然として雨。夕方雨は上がるとラジオで言っていますが、ずっと昼寝して時間潰しして四時くらいでも止む気配がありません。このまま昨日と同じ事態(強風波浪注意報は続いていた)では気が休まらないので雨の中撤収。余り移動できませんが、博多に。途中、コンビニの電話帳で安そうなホテルを見つけそれを当てにして移動します。
 それほど無いと思っていたのですが、雨の中意外に距離があり疲れました。博多の街は大きく、今回は佐賀から長崎へと反時計回りに回る予定で又最後に立ち寄るつもりなので、軽く一杯。
 大田和彦氏の著書「日本の居酒屋をいく〜望郷編〜」ニッポン居酒屋放浪記 望郷篇 (新潮文庫)
の中で、全国ナンバーワン!と太鼓判を押した『さきと』を電話帳で調べ、フロントで地図を広げて教えて貰う。歩くと20分以上と言うのでタクシーで。降りてから歩き回って、探し当てると定休日。電話してから来れば良かったのに。気を取り直して、近くの繁華街から、中洲に向けて歩き出しまして、一軒の焼き鳥屋に。広島でもそうでしたが、やたらと時代掛かった名前の焼き鳥屋が多いです。信長とか戦国武将とか、家康とか。手っ取り早くビールが飲みたくって一軒入りました。博多は焼き鳥が有名とTVで見た記憶が有ります。
 どうと言うこともないですが、安く次の一軒を探す下準備に丁度良かったです。中州の屋台街を探しながらブラブラと、夜風に吹かれながら。