東北の旅その4〜秋田・青森〜

tominxanadu2006-08-23

 秋田での夜をすっかり満喫して、明けた翌朝。二日酔いも無くすっきり5時頃に起きてしまいました。いささか早いのですが、キャンプをしながらの旅では、どうしても行動開始が早くなってしまいます。
 干していたテントや衣類を畳み、身支度を整え、6:00少し過ぎに旅館を出ます。朝早い秋田の街中を抜け、国道7号線沿いの秋田北港辺りで朝早くからやっている食堂でもないかと期待しましたが、残念ながら見つからず。ローソンで朝食。更に北上、五城目というところで国道285号線に乗り大館から再び7号線。朝も早いので道の駅もやっていなくて、比内地鶏を使った料理も食べられません。大館からは十和田湖に向かいまして、途中見つけたのが、七滝というところ。小坂という山の中の街を抜けて、道沿いにフト目に入りUターン。予備知識全く無しでしたが、得した気分。何枚か滝の写真を撮り満足して、進みます。十和田湖は知らなかったけど、秋田との県境にあるのですね。湖のほとりのお店で聞いたらあそこが秋田で、こちらが青森と言われました。売り子のオネーチャンと話しながらきりたんぽの焼けるのを待ち、現在、埼玉の戸田に住む彼女は夏休みの帰省で手伝っているということで、青森弁も感じさせず。
 二十年(近く)振りに奥入瀬に。すっかり記憶が飛んでいて、何か皆が集まる所にバイクを停めると、そこが銚子大滝。道すがら絵になるポイントばかりで、アチコチでにわかカメラマンが散見されます。
 キリが無いので、更に進み、お昼前に酸ヶ湯温泉に到着。名前は知っていましたが、なかなか風情のあるところです。ここも混浴で、男女別のところも有るのですが、小さいですよ、と案内のおじさんに言われて、大浴場に。女性は温泉着なる物を着用してもOK。でも男ばかりの中で、規制区域があり、立ち入り禁止になっていたり、随分配慮もされていたり。オデブちゃんとオバァちゃんが居ましたが、こちらは隠す所を隠してお湯を満喫しました。硫黄臭いものの、本物の温泉という感じで、幾らか熱めと、ぬるめの二つの浴槽。熱過ぎず温まりました。というのも、高地を走るとなかなか寒くて、純粋に温泉が楽しめまして。山を降りるとやはり暑くて、ガソリンを補給後、下北半島むつ市に向かって走ります。道は短調でひたすら飛ばす車と遅いクルマと。
 むつ市で買い物、あと、妙にガソリンが安いので再び補給。それでも100km程走っているのでそこそこ入ります。再び山道、恐れ多くも恐山!コレを越えてキャンプ場の筈が封鎖。なんでも途中の橋に亀裂が見つかったとかで、道理で引き返して来るバイクが多かったのですね。それでも泊まる所を探そうと少し走るとテント村が。近くの休憩所に自主的にテントを張っている同類がいてすかさず紛れ込みテントを張ります。ここも温泉街で、歩いて2分ぐらいに食堂の裏手で温泉。再びお湯に浸かり一日の汗を流し、サッパリして隣で大宴会をしているのにもかかわらず、グースカ寝てしまいました^^。