会津キャンプその2

 夕暮れが近付き、少々焦りながらも河原の入り口を探し、何とか見付けて辿り着きました。前回とは違い、駐車場にはズラリと車が並び、そこにテントを張るのには気が引けます。それでも、友人と協議して辺りを見て回るとそれ程悪くも無い場所があり、そこにテントを張ることに。温泉には5・6人ぐらい入っていて、更に夕食前の一っ風呂浴びに浴衣姿のひとがやって来ています。
 それでも、日が落ちる前にテントを張り終わり、薪を集めて回ります。それでも河原にはあまり流木は豊富に有るとは言えません。明かり代わりに焚きたいのは山々ですが、グッとこらえて。友人は、ガスコンロや鉄鍋を持ってきていたので、トリガラからスープを取り始めまして、じっくり煮出すことにします。材料も切り終わりまして、少し時間を潰すために、いよいよ温泉に。
 もう真っ暗で、明かりも何も無い所なので、懐中電灯(マグライト)やヘッドライトで足元を照らして行くと真っ暗な中3・4人ほど入っていました。それでも明かりを消して服を脱ぐとボンヤリと、目が慣れてきて。友人の彼女は用意も良く水着を着けていてコチラも変に気を遣わなくて済みました。前回入った時よりも入りやすい温度では有るものの、入ったり出たりで温度調整。我慢して入るとそれでも何とか慣れてきます。隣にいたオッサンと話すとも無く話して、釣り師のオッサンはアチコチの温泉情報をくれました。そしてここの温泉も上の温泉からパイプで引いているだけではなく、川からも沸いていることを教えてくれました。さすがに真っ暗なので探せませんが。
 サッパリしてキャンプ地に戻り、スープを見ると良い具合に出ております。他の材料を入れて味を調えて。キムチを入れてキムチ鍋。なかなか上手く出来上がり、最後はジャガイモを崩れるまで煮て、うどんを入れて〆ました。
 それ程寒くもならず、過ごしやすい夜でした。
 
 明けて、10日。テントの中で蚊に刺されて5:00頃に起きました。テントの入り口は縦と横のジッパーで閉じることになっているんですが、縦は閉めておいたものの、横が閉じていなくてそこから侵入してきたんです。
 ゴソゴソテントから這い出ると、友人も起きていました。この日は友人は休日出勤で。とりあえず、朝風呂に。昨日のオッサンに聞いた、河原の丸い穴の風呂とはこのことでしょう。もう川の流れのところで、靴を履いていかないと危ない所なんですが、脱ぐ場所も無く、落ちてしまうと危ないので(流れが速く、深い川なので)、泣く泣く諦めました。それでも、穴の中でお湯が湧き出している感じは判りました。
 普通の風呂に入りまして、着替えてテントを撤収。6:40に出発。会津田島五十里ダムを越えるルートを選択。川治・湯西川温泉街に寄りたい気もしましたが、さっき入ったばかりでも有りますし、他の温泉に入りたい気もあり、今市まで一気に走りました。何とか友人は目途のついたところで停車し、別れを告げてコチラは一休み。お疲れ様でした^^。
 さて、一人になってどうしようかと、地図を見て日光を回ることに。先週も来ていたんですがね。
 うって変わってノンビリと流し、東照宮方面に向かいながらも、入り口が判らず通過し戻るのも面倒で、また今度と言うことに。改めてコンビニで朝食を取り、足尾を回り、桐生方面に向かいました。天気はとても良くてすれ違うバイクの多いこと。10・20台ほどのグループが幾つも。暑い桐生の町を抜け、足利で給油、館林インターから高速に乗り無事に帰り着きました。