東北へ秋を探しにその2〜白河・飯坂・宮城蔵王そして〜

飯坂温泉の酒屋

 白河で朝を迎え、比較的ユックリ起きてまずはガソリンを給油。少し戻ってIC近くの宇佐美で満タン。そのまま折り返して国道4号線を朝もやの中、北上。
 鏡石まではガスが掛かっていましたが、走り始めて一時間ほどで、朝食休憩。休憩後少し走り始めると晴れて来ました。須賀川辺りからスムーズに流れ郡山は市街地を大きく迂回してバイパスが通り抜け、途中のホームセンターで『貼るカイロ』とネックウォーマーを購入。気温が上がってきて走りやすいです。二本松、福島市を抜け山の方に進路が振れ、朝地図を見ていて初めて知った、飯坂温泉に^^。情報からするとかなり期待できそうです。鯖湖湯(さばこゆ)という共同浴場¥200という格安価格ながら、造りは素晴らしく建て直した物らしいですが、一目で気に入りました。番台を抜け脱衣場と早速湯船があります。全体的にふんだんに木が使われています。脱衣場と洗い場、浴槽の間には仕切りの戸がなく、フルオープン。吹き抜けの天井からは蒸気が抜けるようになっております。それ程大きくは無い浴槽はタップリのお湯が掛け流し。色は無く癖のないお湯で、温度は高目と言われていましたがそれ程でもなくとても気持ちが良かったです。しっかり温まり堪能して、ほてりを冷ますべく温泉街を一回り。バイクを置いて徒歩で。駅まで一回りし、そろそろお腹も空いてきて。再びXJRにまたがり国見方面へ。どこか途中で手打ち蕎麦屋でも、と期待したのですが願い叶わず空腹が勝り国道沿いにあるお店に飛び込みました。
 比較的遅めになって、更に北上。今回来る前に調べて来た目的の宮城蔵王方面に再び山の方に折れて行きます。少し分かりにくい入り口でしたが、白石から国道457号線で。なかなか良い道で自然を満喫できました。おススメのルートですね。
 今回の目的は、遠刈田温泉(とおがったおんせん)。ネーミングが笑えます。ここも純和風の造りですがどちらかと言えば、近代的な感じです。『神の湯』という共同浴場。走って冷えてきた身体に嬉しい温泉でした。お湯は少し濁っていますが、タップリのお湯はここも掛け流し、少し残念なのは芋洗いだったことです。まぁそれでもユックリ浸かってそろそろ傾き掛けた山道を仙台方面に。
 と、素直に回る訳もなく、チョッと惹かれた『エコーライン』と書かれていた紅葉台に寄り道。行った甲斐がありました。傾き掛けた陽が綺麗に紅葉に映えます。いよいよ風が冷たくなってきて、今夜の宿泊地の仙台へ急ぎます。