東北へ秋を探しにその3〜仙台の夜〜

tominxanadu2006-11-09

 夕暮れ迫る山道(と言っても国道ですが)を秋保温泉方面から仙台市街に向かいます。途中からクルマは列を成し渋滞ですが、コチラはその横を注意しつつスリ抜け。予想よりも少し早く今夜の宿に到着。いそいそと準備して仙台の街へ。
 田舎道ばかりを走って来たからか、大都会に見えました。繁華街は凄い人の量です。クリスロードというアーケード街を通り、いつもの居酒屋に行こうとしながら、携帯電話のショップを探し、居酒屋の入っているビルのすぐ近くに発見。色々と販売員と検討して一番安い状態で新規購入。丁度MNPで忙しい状態でしたが、まぁまぁスムーズに手続きを進めてくれました。少し待ち時間があるということで、すぐ近くの行き付け(?)のお店で少し飲んで待つ事に。予定の時間に受け取りに行くと携帯のデータを移してくれて完了。お陰でマニュアルや景品など余計な荷物が増えましたが。
 お店に戻って早速イジリながら、更にお酒を頂き、ほろ酔いで次のお店に。仙台に来ると立ち寄るお店をチェックしながら、目的の場所を探すのですが、いつ来てもこの巨大な街ではなかなか見つかりません。風俗の客引きに話し掛けながらも、探す場所を尋ね、特徴的な『公衆トイレのある横丁』ということで教えてもらえました。『帰りに待っているからね〜』の声を後に。
 そこがココ。アーケード街の綺麗な通りからすぐのところにこんなアナクロな一角があります。どのお店も魅力的ですが、やはり夏に来た時に入りそびれたお店に。『MaveRick』というショットバー日本語読みならマーベリックでしょうね。この界隈としては普通ぐらいの広さか、カウンター8人で満席、二階もあるようですが。最初に来たのが4年程前、宮城沖地震があった夏でした。記憶もあやふやでカウンターの形が記憶とは違いましたが、酔っていると良くあることで、間違いありません。常連さんがひっきりなしにやって来て、覗いていきますが一杯で入れないで他所へ行ったり。いい雰囲気を楽しみ、次のお店に。その次のお店が中々決まらず、写真のモツ鍋屋は満席、隣のアイリッシュパブは予約が入って満席、という感じ。この夜は大分人が出ていたようです。結局、全くノーマークのお店に入りまして、チョッと一癖のあるメニューのあるお店でした。自分を含めて4人。右側は地元の2人連れ。左は一人者で、この方は新潟から来たとか。どうやって?と聞くと、なんと新幹線で朝一旦、大宮に行き途中下車。赤羽の立ち飲みの名店『イコイ』で引っ掛けながら、再び乗り継いで仙台まで来たとか。ツワモノでした。4人でこの界隈(一番町)の魅力を語りながら、夜は更けていったのでした。