東北へ秋を探しにその5〜岩手・平泉〜

tominxanadu2006-11-15

 朝、起きるとまだ暗いようでしたが、あの最悪の京都・東山YHの夜とは大違いに静かな夜が過ごせました。グズグズ二度寝しようとしましたが、寝付けずにモソモソ着替えて、毛越寺(もうつうじ)自慢の庭を散歩することにしました。前日は日が暮れてから到着していたので、全く分かりませんでしたが、これは見事なものです。ゆっくり写真を撮りながら一回りして、YHに戻ると、朝食の時間。素泊まりののワタクシも空腹を感じ、荷物をまとめて出発。給油&朝食で良い時間になり、すぐ近くの中尊寺に行きます。麓の駐車場で¥50を支払って、バイクを停め山の上にある本堂・金色堂を目指します。鳥取の『投げ込み堂』程ではないですが、結構な上り坂。『あと〜m』の看板を辿りながら、上を目指します。味があるといえばある佇まい。思っていたより、地味です。実を言うと先程泊まっていた毛越寺に不意打ちを食らっていたので、チョッと拍子抜けしてしまったのです。それでも、紅葉はナカナカのものです。この後、金色堂を見るのですが、撮影不可で写真は無し。能楽堂が地味ながら良い味を出していました。
 そろそろ観光客の団体がゾロゾロ群れをなしてきたので、退散。下山して、これまた近くの厳美渓(ゲンビケイ)の方へ。川全体が岩場になっております。と、全く予備知識が無くやって来ましたが、ここが、何度かTVで見たことのある『空飛ぶ団子』の渓谷でした。今日でこの旅の記録も終わる筈なのでしたが、まだ続くのでした。