元旦、広島の夜

長崎、製麺所

 疲れながらも対応の悪い広島YHにややイラツきながらも、ベッドメイクを終え一っ風呂。冷えた身体にはたまりません。ささくれ立った心には、後で入ってきた白人男性と話そうと言う気も起こらず。白人女性だったら判りませんけど。ってオイ!(←来る訳ないだろう)
 サッパリしたところで、広島の地下鉄『アムストラムライン』に乗って広島市街中心部に。それでも元旦の夜、予想よりも遥かにお店が開いていなくて。年中無休と書かれていた『半田屋』も無情にも閉まっております。カンバンニイツワリアリデスヨ。
 しばらく歩き回りましたが、目に付くのはチェーン店の居酒屋のみ。旅に出てそれはいくらなんでも、と思うのですがやっていないものは仕方なく、またそこに人々は集まるので、混み合っておりまして。
 そうこうする内に、帰りの時間も考え普段は絶対入らないようなお店に入りました。Wが頭文字の居酒屋。
 それでも、ビールを飲み、つまみを幾つか頼み、隣のカップルというか夫婦の会話を聞いて、モロ広島弁の旦那さんと奥さんの会話を聞くともなしに聞いていると、昨日の温泉は良かったなぁと。温泉ネタは思わず食い付いてしまい、その場所を教えてもらい、その日行ってきた佐賀・武雄温泉の話をしながら、旅の話をさせて頂きました。長崎からバイクでやって来たこと、そもそも東京から旅をしていることなど、お二人にとっては興味深いことだったらしく、またざっくばらんに御話して頂いて。その方曰く、前はこんなにお店は元旦からやっていなかったと。こちらは何でこんなに開いていないのかと思ったのですけど。でもこうして地元の方とお話出来て、来た甲斐があったと言うものです。もともと広島は興味深い街ですがまた更に来たい街となりました。