にこけん in 西荻窪

菊花の酢の物、yochyさんの手添え

 年明け早々、にこけん会長からメールが。yochyさんとにこけん(日本煮込み研究会)の会合を開くからと、西荻窪の某店で20:30頃の集合が掛かりました。
 yochyさんと事前にメールでやり取り。一足先に引っ掛けていようと言うことになって。ところでぽぱいさんは?とメールを送ると、『へ?20:30に集まるんでしょう?20:00ぐらいには行けそう』なんて感じのご返事で、当然参加です^^。
 一足先に西荻窪駅の改札で19:00に待ち合わせしたのですが、会社が終わってから東東京から西東京まで電車でもそれほど掛かることなく、18:10過ぎには西荻窪に到着。さりとてyochyさんより先に一杯引っ掛けて、なんてしていたら皆で集合したときにはすっかりデキアガッテいかねないので、ぐっと我慢をして初めての街・西荻窪を散策。
 まずは駅の周りから当たりをつけて北口・南口を見まして南口が栄えていそうなので提灯や電飾を頼りに初めての街の飲み屋街をほっつき歩きます。それでも、皆で集合するお店はすぐに見つかり、昭和の趣のある横丁を連想させます。予想では一軒だったのですが道の両側に何店舗も増殖を繰り返して肥大化した感じです。まぁとりあえず、後で来るからなぁと更に奥に進みながら店が途切れたら少し引き返し、また別の道に進むというパターンで練り歩きます。駅の大きさの割には割りと飲み屋さんは充実しております。いわゆる住みやすそうな街ですね。
 おおよそつかんだところで、そろそろ19:00。改札でyochyさんと久し振りの再会。西荻窪は結構知っていらっしゃると言うことでお任せして、とある焼き鳥屋さんに。そこもすでにチェック済みでしたが割りと若者向けかなぁと思っていましたが、入ってみると客層はそうでもないことが判りました。
 軽く一杯飲みながら何故にこけんなのか?にこけんの歴史、煮込みの栄養学とは?煮込みをどう体系的に研究していくか?等のアカデミックな疑問をぶつけられ、コチラはタジタジ。それでもあっという間に20:00少し前になり集合場所に移動。
 すると集合場所のお店の前でぽぱいさんとバッタリ。『今メールしたんだよう』と。上手く鉢合わせできて良かったですネ。
 さっそく小ぎれいな店内に通されます。ワタクシはどちらかと言うと小きたない(失礼!)焼いている方の居るカウンター席の方がよろしかったのですが、人数的に無理と言うもの。軽く始めていましょうということでビール。キリンのラガー(クラシック)とサッポロのラガー(赤星というらしい)を注文し軽くつまみを頼み来始めて楽笑会長の登場。いよいよ本格的ににこけんの始まりです。キムチ入り、豆腐入り、大根入り、そして基本の煮込み。(yochyさん撮影)一皿240円。安!白味噌を連想させる甘めの味付けです。
 ところで何でにこけん?と今回初の参加となったyochyさん、ぽぱいさんからのツッコミに会長は、美味しいから、好きだからとシンプルな回答!流石です。ただにこけん?ニコケン?ということで色々な議論をし、正式に『にこけん』(日本煮込み研究会の略称)に決定しました。写真を撮る際は、器の大きさが写真で判りにくいので定番の七味の容器を傍に添わせること、一軒のお店で別の日に食しても同じ味付けならカウントは1つ、但し今回のように豆腐・大根のように具材での区別はしないが、キムチ入りのようなパターンはカウントはもう一つ増やしてもいいことなどが満場一致で可決されました。253杯を当面の目標にしている会長からは2530杯でもと、強気な発言が飛び出しました。
 楽しい時間はあっという間に過ぎ、暗黙の了解で次のお店に。このお店の裏側には良さそうなお店がありますが全てこじんまりとしていて4人を受け入れてくれそうなテーブル席はキツイので鳩首会議。どこでも良いから早く!と寒い冬の夜で立ち尽くすにこけん4人衆。それならばと先程のMR(Marketing Research)の成果を見せワタクシがお連れした大衆酒場。準備中の札に返っておりましたが、yochyさんの鮮やかな交渉手腕によって席を確保。やはりここでも煮込み。(photo by Mr.yochy)
当然です。二つ注文しましたが残り一つ分しかないのでと、大盛りサービス^^。
 ここでは会長のもう一つの顔『ホッピーを全国各地に広げる会』を見せられ、にわかにホッピーの研究会が。会長もご満悦。どうにも止まらない楽しい会は延々続き気付くと他のテーブルにはお客が居なく、そろそろお帰りの時間。とっくに終電の時間を過ぎているワタクシは腹をくくり楽笑さんともう一軒鹿児島弁の名前の付いているお店で芋焼酎、ビールを飲み閉店を高らかに告げるオネーさんに別れを告げ吉祥寺のネットカフェに沈んだのでした。