Agent provocateur/Foreigner

〜何だか昨日ぐらいからはてなのデザインが変わりましたね。リンクされる言葉の文字色が他の文字と一緒になりました〜
Agent ProvacateurRock・Pops

  1. Tooth and Nail
  2. That Was Yesterday
  3. I Want to Know What Love Is
  4. Growing Up the Hard Way
  5. Reaction to Action
  6. Stranger in My Own House
  7. Love in Vain
  8. Down on Love
  9. Two Different Worlds
  10. She's Too Tough

 その昔、ワタクシが中学生の頃、洋楽を聴き始めた頃の大ヒット曲、『I Want to Know What Love Is』収録の一枚。正直、聴き飽きるぐらい聴いたので、たまに聴くには良い曲だなと思うぐらいですが。それ以外の曲の出来が良いですし、#3が少し異質な感じが致します。
 #1はDokkenで同名異曲がありましたが、オープニングを飾るギターメインの小気味良い曲です。しかし、#2ではKey.が前面に押し出されながらも、キチンとロック然としている佳曲。#3は確か全米No.1になったと思います。静かなオープニングから最後の盛り上がりまでのルー・グラムのVo.は一聴の価値ありだと思います。最後のコーラスで、ティナ・ターナーのVo.が結構目立っています。ここで大ネタを持ってきたせいか、次が霞んでしまいそうなものですが、#4も一ひねりの感じられるリズムで、元々、元キング・クリムゾンイアン・マクドナルドなんかと立ち上げたスーパーグループの片鱗を覗かせます。#5はライブで受けそうな曲です。
 #7はロックっぽいけど、キャッチーなメロディラインで、彼らの真骨頂とも言うべき感じの曲。#8で一息ついて、最後#10でテンポ良く締めます。
 何と言ってもキャッチーなサビ、メロディーライン、優れた演奏技術、いわゆる一般受けした彼らのアルバムですが、この後失速していく契機ともなってしまった、作品です。