那須・白河の旅その2〜白河の夜〜

岩ガキも入荷!

 那須湯本の『鹿の湯』を満喫した後は、山を降り一路白河市街方面へ。道すがらたくさんのキャンプ場&温泉があったりします。温泉で温まったとはいえ、さすがに高原なので、下界ではこの日東京で28℃だか29℃まで上がったようですが、ここでは、20℃ほどで涼しい〜バイクでは肌寒く感じるぐらい。山を降り切って、国道4号線に出ると、ようやく暑さを感じました。思ったよりも那須湯本から白河までは近く、何で今までこのルートを思いつかなかったのか不思議なくらいです。
 白河の安宿に投宿し、いささかまだ陽が高いので、人気の少ない白河の街を散策。いつもは歩いたことのない辺りを中心に。
 そろそろいい頃合だとばかりに、18:00を過ぎて酒菜屋『梅宮』へ。ここはもうかれこれ5・6年程前から寄らせてもらっております。
酒菜屋『梅宮』
福島県白河市大工町69 0248-23-4990
 昨日のぽぱいさんのツッコミのとおり、福島・白河は海からは離れておりますが、ココのマスター、魚には並々ならぬこだわりを持っていて、そして白河にほれ込んでいます。日替わりのお勧めのメニューが約20種類。それでもそのトップを飾るのは、カツオ。何でも、この白河のお客さんの特徴なのでしょうか、店に入ってくるなり、カツオを注文されるとか、普通まずは飲み物からですよね^^。それだけに、下手なものは出せないと、マスターも日夜気を吐いております。
 まずはビールを頼み、出されたのがこのお通し。中〜大トロの刺身にタマネギスライス、とんぶり、もみじおろしにポン酢。トロ系は苦手なのですがこれならサッパリ頂けます。
お次は渾身のカツオ。戻りカツオではないので幾分サッパリとしておりますが、これはこれで魅力的です。皮は付けるか付けないかを選べますので、今回は付けてもらいました。厚めに切った切り身に歯応えのアクセントがつきます。一人前\950と幾分(ワタクシの基準からすると)高めですが、食べ応えも十分。ここまで来るとやはり日本酒が欲しくなりますネ( ̄ー ̄)ニヤリッ。
 ココのお店は日本酒も充実、いわゆる新潟系の淡麗系から地元福島のコクのあるタイプまで。割と脈絡のないセレクトです。そんな中、地元白河の『登龍』というのは初めて見たので、試飲をして気に入りました。香りは華やかなんですが、飲むとサラリと流れるのではなく、コク・旨みも感じられるタイプ。これならカツオにも負けません。後からやって来たお客さんでいつしかお店は一杯になってきました。
 しめ鯖を追加し、お銚子ももう一本。気持ち良くなって次のお店に。
 駅前にある何度か来たことのある『第二かどや本店』ここは基本的に焼き鳥屋さんですが、総合的な居酒屋さんです。非常に活気があり元気のパワーがもらえる感じ。さんざめきが心地よいお店は良いお店の証拠でしょう。ここでビールと焼き鳥を頂き今夜は打ち止め。