仙台から福島・飯坂へ

鯖湖湯の隣の旅館


 喉が渇いて目が覚めました。枕元には昨晩サンクスで購入したクリスタルガイザー。グーッと飲み干して時計を見ると6:00過ぎ。さて今日はどういうルートで帰ろうかと考えると何だか寝てもいられなくなり、起き上がってツーリングマップルを眺めます。基本的に国道4号線で行けるところまで行こうと思っているので、そこからあまり外れずに、と考えるとやはり福島・飯坂温泉が手軽です。
 身支度を整え、まずは朝食。仙台に来たらヤッパリ大衆食堂『半田屋』。発祥の地ですからね。時計回りに上から豚汁、小松菜おひたし、アジフライ、ライス・ミニ。これで\389。相変わらずの激安。ライスは普通のご飯茶碗よりやや大きいぐらいです。ご飯はつい普通の食堂・お店の感覚で小、と頼むと大盛りぐらいで来てしまいます。ちなみに中、を頼むとどんぶりめしになりまして、大はありません。安く上げるにはいいんですが、昼ご飯が食べられなくなるので『過ぎたるは〜』の諺を思い出されます。去年来た時のお店はライスも大分良くなっていたんですが、今回は今ひとつ。パサパサしてました。広島も美味しかったんですけどね。
 国道4号線バイパスに出まして、ガソリンを入れるか入れないか迷いながらも仙台は平均で\145/L、チョッとためらう値段です。残りを計算しながら福島の安かったところまで持つだろうと判断して南下します。名取、白石、国見と来て桑折(こおり、と読みます)で西に折れましていよいよ飯坂温泉。時間もちょうど良い頃合です。ここは朝6:00から営業しているので早くても良いんですけど。風情のある佇まいは相変わらずで、隣には味わい深い旅館もありました↑。この日は暑さも前日どおり、結構込み合っていたお風呂は何故か熱いまま。源泉は51℃、お風呂の横に建てられた貯水槽に一時貯められた温泉を供給していますが、熱い時には水で温度を下げてくださいと、張り紙をしてあります。しかし何故か熱いのを我慢して入るのがエライ!とでも思っているのか、オッサンは水を入れません。チットモ偉くないんですよ〜。その証拠にほとんど、お風呂に入っていなくて洗い場に座っているだけなんです。後から入ってきたお兄さんが、熱くて入れないのでワタクシがホースで水を入れてあげます。
 5分ほど浸かりながらも風呂を上がってから汗は止まらず。冬なら嬉しいところですが。
 外に出て日陰で涼みながらパチリ。
 福島、二本松、郡山とのんびり国道を南下しながらユックリ帰って来ました。