東北二周目〜初日 福島・白河〜

牡蠣と日本酒

 8月10日。予告編でもお伝えした通り、早めの就業となって現場(ウチは製造業)から続々と着替えてきた方々が事務所に押し寄せアタフタと休み前の出荷作業を何とか終えようとしているワタクシは、用意されるよく冷えたビール(お中元)が着々と運ばれる頃、ようやく終了。早めに打ち上げが始まり14:30頃乾杯。何故か夏休み、正月休みの前にはこうした打ち上げで〆られるのです。
 今回もバイクでの旅行に出掛けるワタクシは、烏龍茶で乾杯。三々五々帰宅して行きます。飲みたい人はまだ飲み続けたり。
 少し早めに上がれたので、これ幸いとばかりに早めの出発、33161.5Kmより。それにしても暑いです。
 首都高平井大橋ICから高速に乗りますが夏休み前の追い込みのトラックや夏休み入りした乗用車がひしめいております。それでも川口JCTの手前から空いてきて埼玉の蓮田SAで休憩。まだ体力的には平気でしたが、今夜の宿決め。白河にはもう何度も行っておりますし、二軒ほど旅館を知っておりますけれども、前回泊まった旅館は安いものの設備の古さ、やる気のなさがアチコチに散見されております。それに較べると若干高いものの、建て直してから二年目、素泊まりで¥4,300の宿は新しいこともありますが、なんとも気持ちの良い対応、風呂も広く部屋も一人で泊まるにはもったいないくらいの広さ。
 電話してみると確保出来たので一安心。女将さんも名前を言うと覚えていてくれて、チョッとおまけしてくれました。
 加須、羽生、館林と順調に北上、栃木ICに近づくと空模様が何やら怪しいい雰囲気。出口を過ぎたあたりでポツポツと。早めに雨合羽を着込み発車するといきなり土砂降り。鹿沼、宇都宮と前もあまり見えない状況、笑うしかありません。結局那須塩原ICで降りましたがそこの手前までズウッと降られました。
那須塩原ICで降りて黒磯で給油。東京の職場付近で\142/Lのところ\140/L。それでも半分近く無くなっていたので、仕方がありません。給油し国道4号線で北上、那須高原を抜け白河の町へ。白河は晴れてはいたものの、真っ黒な雲が覆い始めています。宿に到着すると、間もなく雷鳴と雨。
 濡れた服、雨合羽を干して一風呂浴びると今夜のお待ちかね、酒菜屋『梅宮』乾いた喉に、ビールが染み渡ります。
 良さそうな牡蠣もあり岩ガキも頂くとやはり日本酒ということで。美味しいつまみに美味しいお酒。疲れのせいもありこの日は早めに酔っ払い、酢の物盛り合わせを頂き、今夜は打ち止め。