東北二周目〜宮城通過、岩手へ〜

ぎんがの湯・花巻

 白石の先、岩沼の手前で国道4号線と合流、少し北上して松島方面に抜けようと思って、国道45号線苦竹で合流、しかし海に向かう車の渋滞。皆考えることは一緒ですね。見掛けた宇佐美GSで早めの給油。感じの良い店員さんに聞くとこのまま海まで続いているとの見込み。松島にそれほど未練は無いので、内陸の岩手方面に向かい、再び4号線に戻り、北上。それほど美味いとはいえない手打ちソバを食べて岩手県を目指します。大和、古川と順調に北上、一関までは勝手知ったる道。こうして考えるとよく回っているのですね。平泉では相変わらず中尊寺のあたりが渋滞し、それでもバイパスの工事は着実に進んでいる様子。そこを越えるのは今回が初めてなので新鮮です。奥州市に入り、あまりの暑さに休憩。買ったアイスも暑さで直ぐ溶けるようです。前沢と言う土地柄、有名なブランド牛を思い出されますが、牛肉は生憎苦手。何の思い入れも無いまま水沢、北上(きたかみ)、間もなく花巻。今夜の予定は盛岡越えでしたが、道の駅『石鳥谷(いしどりや)』で調べると予定のキャンプ地はバイクで行くには未舗装の道らしいので、そこから直ぐの戸塚森林公園と言うところでキャンプ場は無料!だそうで文句なし。電話するも話中で少し焦りましたが、時間経って掛け直し確保。道の駅『石鳥谷(いしどりや)』はお酒が充実。こんなにお酒が豊富に揃うのは珍しいですね。
 少し分りにくいもののなかなか整備された公園はテントサイトが傾斜地でそれぞれが独立したサイトになっていて自然味は薄いです。でも無料ですから文句は言えません。先客はもう一人バイク、品川ナンバーのファミリーで静かにキャンプが楽しめました。もう一人のバイクのヒトは長髪を束ねていて、コチラがテントを張っているときに直ぐ近くで作り付けのテーブルと椅子のセットで何やら書き物。長髪の男は、いけ好かないのでワタクシは距離を置いてさっさとテントを張り管理人氏に教わった『ぎんがの湯』へ。バイクなら五分、の一言に騙されました。トリップメーターで見て、13Km。どうやっても無理です。それでも思いの外、良いお湯でタップリのお湯は掛け流しで、ツルツルとヌルヌルの間くらいの肌触り。泉質:アルカリ性単純温泉
 テントに戻り、早速ビール。水場に行くと先客に会いまして挨拶を交わすと、なんと女性一人のキャンプ旅行。道理で髪が長い訳です、失礼しました。聞くと久留米ナンバーのその人は、もうかれこれ一年近く全国を旅しているそうです。ワタクシも結構回っていますが、完敗致しました。
 火を熾して今夜はモツ系焼肉。レバー、タン、ハツ、シロがそれぞれ8〜10切れ入っていて480円てなんともまぁ。醤油、酒、しょうが、ニンニク、胡椒でタレを作り、シロだけはさらに味噌ダレを作り漬け込んで頂きました。モロヘイヤのお浸しも作りましたが多すぎてもう一人に分けて上げました。初めて食べましたが癖も無く美味しいものですね。飲み過ぎることもなくいつものように気持ち良くなって就寝。