ディープ○大阪

tominxanadu2007-10-27

 さて、飲んでいると出したくなるのは自然の摂理。しかし立飲み屋さんにはトイレが無いので一旦動物園の前にある公衆トイレで一息。人通りが多いので横丁で立ち○ョンというのは新世界デビューしたばかりのワタクシにはキツ過ぎます。
 スッキリしたところで、再びジャンジャン横丁、『のんきや』さんの近くで串かつ屋さん。沢山の串かつ屋さんがあるのですが行列の出来ているところと、そうではないところでは客の入りが全く違います。並ぶのも面倒なので手近なお店に入りました。女将さんに飲み物を注文、入れ替わりに奥から出てきた大将は串かつの写真を撮ったのが気に入らなかったらしく、ワタクシが醤油を所望すると醤油は無いと(ワタクシはソースが全くダメ)。試しにそのままで食べましたがやはり少し塩ッ気が欲しいものです。何だかモソモソしていて油の味しかしません。早々に退散して、そろそろお腹も膨れてしまったので、少し歩くことにしました。
 ぽぱいさんの情報で道路の向こう側というのが、本当にディープなんだヨ、ということで、まずは駅のほうまで戻ってみます。本当に今回は下調べをして来なかったので、こちら側がそういうところとはつゆ知らず、それでも先程この地に降り立った時に心惹かれる地域だったのです。先ずは当ても無くアーケードのある商店街(飛田本通商店街)をそぞろ歩きます。ジャンジャン横丁の派手さとは一転して煤けたような深さがあります。これぞディープ!何だか嬉しくなって来ます。ワタクシが生まれる以前の昭和の世界がそのまま残っているようです。
ワタクシは普段日本の映画は全くと言って良いほど見ませんが、これが新旧入り乱れて上映されていることぐらいは判ります。『大奥』に『仁義なき戦い』、『男はつらいよ(知床慕情)』ですか、こんなのが激安価格で映画館で見られるなんて、ココは何てファンキーな街なんでしょう。
 ノンベイとしては、どこかに入ろうかと思いつつもお腹の空き具合を考えると、入りそうもありません。
 意外なほど長くそして縦横に続く商店街を抜けると、出ちゃいました。飛田新地。帰って来てからネットで調べると、無闇に写真を撮っていると怖ーいお兄さん達に取り締まられるようなので、正直ヤバかったらしいので写真は割愛。キレイなおネーさん方もそうでもない方も多数居ましたよ。ドキドキしながら再び商店街を散策。酔っ払いが普通に転がっている街角。時間もそろそろ気になってきて、再びジャンジャン横丁に向けて歩き始めました。