茨城・海岸でキャンプその2

チゲ

 夕方、暮れゆく夕陽も、真東に海を臨むテントの前なので、早々と沈み急速に肌寒くなって来ます。焼き牡蠣を食べながら、地酒の大観というお酒を飲んでいると良い気分になってきて、貰った蟹を茹でます。生では明日帰るのに持たないというので。茹でた汁は少しでも出汁が出ているかと考え、イチョウ切りにした大根を入れて、今夜のチゲに流用します。2尾\298の鱈(体長20cm前後)は頭とワタは取ってもらっているので、ぶつ切りにしてきのこ・キムチと一緒に煮込み、味噌で味付け。キムチの素を入れてチゲの完成。秋〜春のキャンプは夜は寒いことが多いので味噌は持っていると何かと便利。鍋が出来上がった頃には自分も出来上がってしまい食べ終えると同時にテントに潜り込んでしまいました。
 暫らく眠っていましたが、ハッと目覚めるとまだ真夜中の0:00過ぎ。良く寝た感じがします。ほぼ消えていた焚き火を再び集めて火を熾し、満天の夜空の星を眺めて、ラジオの深夜放送を聴きながら宴会の第二部開始。民家も近いのでNHK-FMははっきり入りますが何故か民放は入りません。山間のキャンプでは殆んどラジオは聴こえませんので海のキャンプではFMは良いお友達になります(AMは聴かないもので)。
 京都のお医者さんの味わい深いお話を聞きながら、日本酒をグビリ。浜の方でも盛大な焚き火があります。2:00過ぎにはJazzの番組に切り替わりましたが、そろそろ再び眠くなってきたので、お開きに。
 翌朝、快晴。朝日が上がるのを眺めながら残り少なくなった薪を集めて火を起こします。朝はやはり冷え込みます。この日の朝、最低気温は8℃。お湯を沸かして紅茶を淹れ今日の予定を立てます。今回は去年行きそびれたところを回ろうと思い、先ずは竜神大橋を目指します。8:00過ぎに撤収し常陸太田市を目指し市街地を経由し、辿り着きました竜神大吊橋。どちらの呼び方でもイイみたいです。駐車場は係員によってキッチリ管理されて、乗用車の入場は台数規制されていますがバイクには優遇されてラッキー☆大吊橋は入場料\300。ワタクシは根っからのケチなのでパス。写真を撮るだけ。とはいっても、紅葉も期待したほどではなくもう少し後のほうが見頃のようでした。