益子の陶器市

益子陶器市にて気に入った壺

 奥久慈で都合3人前の蕎麦を食べた後、今回特に目的地とも設定していなかった益子に行くことになったのは、確かラジオだったように記憶しております。地図を見ても、常陸大宮市とはそれほど離れておらず、実際走っても小一時間。正味45分ぐらいだったように記憶しております。特にはどこと会場の情報まではあいにく持ち合わせていなかったのですが、持ち前の勘の良さ行き当たりばったりで、会場に出くわしました。というより適当に中心部へ向かうと渋滞する車列に他県ナンバー、そして観光バスの列。後で調べると人口25,000程の町に、春秋合わせて50万程の人が詰め掛けるそうですから、それは大変なものです。それこそ民族大移動みたいな大騒ぎで。
 陶器市は焼き物の町『益子』ならではのものですが、初めて来たワタクシには結構驚きの人手でございました。二年半程前に笠間の火祭り(陶炎祭)というのには行ったことがありますが、あれは巨大な公園を使ってお店も、飲食店も充実したフェスティバルといった感じですが、こちらは共販センターを中心に、一階から二階まで展示されていたりと立体的にギッシリお店が並び真ん中もテントを張り山積みされた陶器の数々。駐車場は一台500円也となっていましたが、ワタクシはバイクでと言うこともあり、購入するわけでもないので、入口付近にチョッと停めて場内をうろつくこと10分ほどで退散。一通り見るのには2・3時間はあっという間でしょう。バイクだと振動で壊れる可能性が、という言い訳で自分の物欲を抑えましたが、手に取って見ると値札から更に値引きがされていたり、益子焼以外にも全国の陶器が一堂に会するとあって、焼き物好きには堪らない市なのでした。
 この益子というのは、どこの高速のICからも中途半端に離れていて、チョッとした陸の孤島状態で、だからこそ普段人が訪れないような場所に大量の人が来ると飽和状態になるのでしょうが、少し離れると交通状況も良くなります。通常のコースなら宇都宮IC〜東北道上三川IC〜北関東道東北道、もしくは笠間IC〜北関東道経由常磐道なのでしょうが、ワタクシは経費節減のため(爆)真岡経由つくば周りの地方道45号線コースで谷和原IC(常磐道)で帰還。それでも益子を出たのが13:50頃、で自宅着15:56でした。