干物の季節

Sposta90さん画面

 『にこけん』(日本煮込み研究会の略称)の楽しい仲間とはまた別にsposta90さんからは多大な影響を受けております。そもそもキャンプの道具でガソリンストーブ(どういうわけか、キャンプの世界ではバーナーというよりストーブというのが通らしい)であるMSR社のドラゴンフライという機種をワタクシ使っておりますが、その関係でネット検索していて、繋がったブログ『鉄馬と酒と旅と』がコチラでした。正直な話それまでそんなにバイク(及びバイク旅)に興味はなかったんですが、次第に惹かれていったのはこの方のブログの影響なのです。ですから、実際sposta90さんのブログでコメントさせて頂いてから、バイクの免許を取ったり(普通自動二輪ですけど)しちゃいました。ですからある意味ワタクシのお師匠さんみたいな方なんです。
 そんなブログの記事の中で、干物を作ったというのがありました。これは以前から興味持っていたのですが、なかなか手を出せずにいたのですが、改めてネットで『干物 レシピ』と検索すると、出るわ出るわで魚が下ろせれば、それほど難しくもないようです。外干しする網かごも検索すると意外なことにあのアマゾンでも取り扱ったりしています。
 数日たったある日、オリンピックのアウトドアコーナーで同じものが799円で並んでいて即効ゲット!準備は着々と進んでおりました。そこで昨日スーパーに行くと刺身用のアジ6匹(体長20cm)\298!チャンスということで買ってみました。

  • 先ずは背開きにしまして内蔵・エラをきれいに取り除きまして、古い歯ブラシで血合いもきれいに取り除きます。
  •  水を500cc温めて塩カップ4分の1(50ml)を溶かす。塩の比重は2.16なので100gほどになると予想。これで10%の濃度の塩水になるはず。この濃度については海水程度(3%)というのもありますが、調べると諸説ありますね。これを冷やしたものに漬けて30分。(これは間違い、10%にするつもりが、20%になっておりますね、失礼)

引き揚げたアジを水で軽く洗って水分をキッチンペーパー拭いて外で干します。6時間経って、まだ生っぽいので結局16時間ほど干しました(途中、雨が降り湿度が上がりました)。


身はまだ透明感と少しの白っぽさがあります。指で触れると少しくっつくかくっつかないかというところ。

翌朝、早速炭火を熾し焼きました。しちけんですからね、勿論しちりんです。塩分も濃すぎず、ウマー。市販品よりも生っぽく、それでも塩焼きよりも身がしまっていてほっくり。初めてにしては上出来でした。次は何作ろうか?