ICアンプの製作

TA7252APキット

 実を申し上げると少ぉ〜し前の11月末頃から、急に思い立ち電子工作がしてみたくなりました。12月1日、土曜日にも拘らず出勤していたワタクシは特に急ぎの案件も無くて、ネットで情報収集。
 そもそもキッカケは秋葉原の部品屋さんで、アンプのキットが低価格で販売されているのを知っていたからなんですが、実際探してみると電子工作の世界ではその名を知らぬものがいないというほどの秋月電子というところで東芝のTA7252APというICを使ったモノラルアンプのキットが@500、ステレオですと\900で手に入ることが判り仕事終わりに秋葉原へ直行。
 このキットには、電源、入力端子、出力端子、及びそれらを繋ぐ配線が含まれない、増幅回路部分のみなので必要に応じてそれらの部品を買い求めました。回路部分には可変抵抗を利用したボリュームもありますが実際に使うには不便なので、別途ボリュームを買い求めます。
 中学生以来の電子工作です、丸っきりの初心者ですからちょっとビビリながら説明書をよく読みます。


その昔小学生の頃にやはり『子供の科学』という月刊誌を購読していて、一度トランジスターラジオを作ったことがあったのですが、組み上げてもウンともスンとも言わなかったという苦い経験がトラウマになっているのです。
 それでも部品点数も少なく、一つ目は丁寧に作り上げ、二つ目は少し慣れて来ました。
 

 途中注文していた物品が配達されて来て邪魔が入りましたが、何とか組み上がりました。慣れない作業で疲れてきたのでここで作業は一旦中止。しかし、平日はなかなかやれる時間も無く、しかもアルコールが入るとミスる確率アップなので遅々として進みません。
 そうこうする内に、二週間が過ぎ、今日ようやく出来上がりました。本当は実況中継風にアップしたかったのですが、鳴らなかったらとの不安がよぎりましたので(ノДT) 。
 結果、こうなりました。仮配線ですので、ぐちゃぐちゃですが、今後ケースに入れますので。電源スイッチが無いので、電源アダプターをコンセントに繋ぐと、ブ〜ンというノイズが鳴りました。ホッと一安心(´Д`) =3 、嬉しいものですね。ボリュームの配線を間違えているのか、絞ったつもりでしたが爆音でした。慌てて絞って調整。CDをスタートさせると鳴りました、意外にイイ音です。低音が出ないとかの評価もありましたが、デフォルトでも結構鳴るようです。コンデンサーの変更でまた変化するようですので、今後が楽しみなのです。(基盤も最初からコンデンサー変更用に大きめに場所を確保しているのです。)