現在のシステム状況

　その昔、とは言ってもこのブログを始めてからなので数年前なのですが、ヤフーのオークションにて落札した二台のヤマハのアンプ。少し鳴らしているうちに調子悪くなってしまってそれ以降電源も落としてただのお飾り＆物置台になっておりました。
　でも余りにももったいないし、どんな音かキチンと聴いてみたい気もしたので、正月休みに一念発起して段ボール箱に梱包して、東京大田区の首都圏サービスセンターへ送りました。ヤマハのB-4というパワーアンプです。1978年の発売当時\138,000だったそうです。調べましたら当時の公務員の初任給が10万円行くか行かないかなので、定価ベースで言うと20万円以上25万円未満ぐらいではないのでしょうか。実際、ワタクシの勤めている会社のお偉いさん(68歳♂)に30年前で14万円のもの(内容は教えず漠然とした質問で)は今でどのくらいの価値ですか？と尋ねると大体21万、約1･5倍ぐらいじゃないか、と言うことでした。
　さて、送って数日で見積もりの電話が掛かってきて、一台はSP端子も破損しているので交換を含めて、トランジスターの交換、その他で3.8万、もう一台はSP端子の交換が無いので3.6万程。送り返してくるときに代引き手数料と送料を含めて合計7･6万ぐらい掛かるのですが、と申し訳なさそうに担当者が言いにくそうに言ってました。コチラの予想(希望的観測)では一台2〜3万と踏んでいたので、少々高いなぁというのが率直な感想でしたが、後で調べると(↑の時代的な貨幣価値)、むべなるかな、といったところ。それにそのまま送り返されてもただの鉄屑ですし直す技量もありません。そのままお任せして約二週間。本日配送されてきました。
　早速梱包を解いて、一台はMarantz DA55:Low-Mid、一台はYAMAHA AX2200:Highと繋ぎ換え音出し。アンプの出力も違うのでまたチャンネルデバイダーの設定も変更しなくてはなりませんが、これで一通りキチンと使える機器が揃いました。