遠いようで近い王子で花見(酒)〜二次会以降〜

一福・入口

 山田屋さんでの盛り上がりの中、誰ともなくさて、お次は?とのムードに。ぽぱいさんも、コチラの山田屋さんを探しているときに見つけたお店、ワタクシもぽぱいさんを探しに歩き回っているときに目を付けていたお店、更には元坊さんも山田屋さんに来る途中に発見していたお店、それが『一福』という何とも良さそうなお店なのです。もつ焼き、煮込みと書かれている赤い提灯が紺色の染め抜きの暖簾の隣りに掲げられ、期待が高まります。
 しかし、元坊さんが開き戸を開けてお店の方に聞くと、チョッと無理との事。かなりの混雑ぶりだったそうです。さて、一方、通りを挟んで筋向いには、これまた良さそうだなと目を付けていたお店があったりするんです♪。王子は凄いですね、どこへ入ってもハズレが無さそう。『松島』さんというコチラのお店は先程も並ぶ人が列をなしているぐらいで、我々が入ろうとした時にも、お店のオバちゃんが、無理っぽいよ、なんて目顔で言っているんですが、Tさん"ネゴシエーター"が話を取りまとめ、五人は無事4人掛けのテーブルに着席。空いている椅子を持って来て頂いて、二次会の始まりです。
 メニューを見てその人気の理由がわかりました。圧倒的な安さ、豊富な品書き、コチラは魚系のメニューが多いようでした。一品平均300前後です。
 ぽてけん、にこけんの面子が混在するこの集まり、早速ポテサラ、煮込みを注文するものの、どちらも売り切れ┐(´д`)┌。他のテーブルに出された天ぷら盛りが何とも美味そうですが、これもペケ。このお店の人気の程が伺えます。お通しのピリ辛の茄子炒めをつまみながら、ご主人おススメの刺身盛りを待ちます。ここでも焼酎ボトルで、烏龍茶のペットボトルを取り、元さん&Tさんの絶妙なコンビで続々とウーロンハイができてきます。息の合ったコンビですね。
 どういう訳か残っていたポテサラもテーブルに並び尽きる事のない話で、実にココのお店でもあっという間の2時間。〆のお味噌汁が供され、そろそろ閉店時間ということで、お会計。五人で\9,400、一人当たり\1,880!ここも実に良いお店でした。
 さてさて、お次は今回の目玉である、飛鳥山で夜桜見物なので駅前のampmでそれぞれお酒を買い、歩いて飛鳥山公園に行きます。少々(?)酔った我々には少し上り坂がキツイ。でも、上り切ると見事な桜の下、酔って寝転んでしまっていたり、寒さを物ともせず酒盛りが続いています。空いたベンチを見つけ早速、担いで来たお酒で乾杯♪ココまで飲んでくるとトイレも近くなって来ます。時間の感覚も無くなって来て、いつしか濱鯨さんがお帰りになっています。そうか、もう遅いんだ、とそろそろお開きの時間。
 みんなで下山すると通りを挟んだ所に『みのめんた』という何とも怪しい名前のラーメン屋さんの電気が明るいのです。ぽぱいさんとワタクシは『もうどうにもとまらない状態』になり、それを見た元坊さん&Tさんはげんなりしてタクシーに乗り込み、練馬方面へ消えて行きました。ネーミングこそ?と思いますが、コチラのお店のラーメン、なかなか侮れないもので、ワタクシはラーメン大盛り(?)とぽぱいさんはつけめん800gを完食、食べ応えのある麺でした。もう終電は諦めてJR王子駅に向かいましたが、まだ大丈夫との駅員の声に支えられ京浜東北線に乗りシートに座ると眠くなって来ます。上野駅でハッと目が覚めると、どういう訳かフラフラと降りてしまい、行ってしまった電車を見て、何でココに降り立ったのか?と頭の中がはてなマークで一杯。秋葉原乗換えでした。それでも数分後、次の電車で秋葉原に向かい、今度こそ無事に総武線で帰りつく事が出来ました。