北千住探訪〜にこけんへの誘い〜

北千住・千両

 少し前に神田で飲んだ夜、本当は予定されていた飲み会が順延になっていて昨晩、決行されました。
 ココのところお世話になっている両国に程近いバーのバーテンさんのMintさん(♂)、お客で同級のSnowさん(♀)、北千住の丸井にお勤めにもかかわらず、北千住で飲んだことの無いMさん(♀)というメンバー。にこけん@神楽坂のあと帰宅する途中に立ち寄った時、Mさんはたまたま後ろの席でワタクシのにこけんTシャツを見て、にこけんに興味を持たれたようです。というのもMさんとその彼氏のGさんはその晩、森下の名店『山利喜』に行って来たそうで、『日本煮込み研究会』というフレーズに惹かれたのも無理なからぬこと。その時に横に居たお客さんがSnowさんで、次に皆で会ったときに、『にこけん』の話になりまして、それでは皆で北千住で飲もうということになったのです。ワタクシはにこけん代表として皆さんにガイド役を買って出ました。何せ26歳✕2、24歳もうすぐ25歳の将来有望なにこけん会員の卵なのですから。
 そぼ降る雨の夕刻七時に北千住丸井前で集合。Mさんはまだ仕事中なので、とりあえず三人で『千両』へ。幸運にも奥のテーブル席を確保出来ました。ビールで乾杯、おススメのネギトロ、中落ち各¥350を注文、あーでもない、こうでもないと迷っているとオネェサンが色々と勧めてくれます。本当はあまり押し付けられるような感じは好かないのですが、絶妙なお勧めの仕方でまぁいいかと思わせるのは、長年の経験から来るものなのでしょう。でも届いてびっくり、これはおススメされるのも道理、立派な鯵です。一人だと多過ぎるぐらいですが、3人なら丁度いい量です。
  続いてマテ貝の焼き物もホックりして大変美味しく、ついつい前回来て気になっていたマグロのカマ焼きを注文。来た皿を見て驚きました。恐らく、3人なので3人分としたのかもしれませんが、24・5cmぐらいはありそうなカマが二つ大皿に載っています。しっとりした焼き加減で塩加減も丁度いい塩梅。骨の部分も多いけど食べ応えありました。何だかんだと酎ハイに切り替えて、スイスイ飲んでイイ気分。ここのお店は3・4人で行くことをおススメします。
 お次はMintさんが北千住に早めに到着して、歩き回って目を付けておいた立ち飲みのワインバー。そこで後で行こうとしているショットバーの情報を仕入れようという目論みです。それぞれスペインのビール、Belle-Vue、ワイン赤(銘柄失念)を飲みます。女性二人でまかなっていますが、新参者にはちょっと、距離を置かれました。でもなかなか良さそうなお店です。 肝心の情報を仕入れ、いよいよ今夜の目的の『大はし』に向います。
 ここまでで、結構な時間になって来ていますので、ガイド役としては時間が気がかりなところ。もう30分早く来たかったなぁ、と思いつつ入ってみるといつものように満席です。しかもやはり、あまり閉店まで時間がないことが告げられますが、ここまで来た以上ここ、『大はし』で飲まない訳にはいきません。ワタクシも念願の煮込み豆腐です。ここの煮込みは甘辛の醤油味で煮込まれた牛肉なのですが、それだけの煮込みよりも、豆腐入りの方がイケるというのが今回一致した意見でした。もちろん、その為にも、煮込みが必要なのですけれども。ここでようやく合流できたMさんと改めて乾杯!値段の安さに、やや逆上気味、時間も押しているので暴走気味に注文し続々と運ばれてくる料理を次々と平らげます。ここでキンミヤを一本空けて、お会計¥4,910。軽妙な客捌きのお父さんに胸がキュンとなった、とはSnowさんの弁。本当に愛すべきキャラクターです。閉店の22:30頃にはそれまでの騒がしさが嘘のように客が引けて、我々も一息にグラスを空け次のお店へ。
 流れ流れて宴は夜更け過ぎ、ワタクシが家に辿り着いたのは午前3:00でした(*´Д`)=3ハァ・・・