そば食べ放題の日

 昨日は、仕事で横浜方面〜藤沢・綾瀬方面へと足を伸ばすこととなりました。途中、昼時にどこで食べようかと、信号待ちをしていると、一軒の蕎麦屋さんが目に入りました。実はその直前で手打ち蕎麦の看板を看過しすっかり頭は蕎麦モードになっていたのです。
 右に行くはずの分岐点をミラーで確認し、左へ車線変更し直進、ナビが、『新しいルートに変更します』と絶叫するのもかまわず、駐車場に入ります。入りながらも『第二金曜日はそば食べ放題の日』という看板が目に入りました。
 店内に入り、早速メニューを見ると、天ぷら4品、麺、薬味、つゆはお替り自由ということで\1,890。まぁ手頃です。オーダーすること5分ぐらいで運ばれて来ました。天ぷらはエビ(中)X1、しし唐X2、しめじX1、かぼちゃX1の4品。蕎麦はざるそばで、透明感のあるタイプで細麺、しこしことした弾力はありますが蕎麦の香りはやや少なめ。薬味は葱、ワサビ、大根おろしの3種。ツユはすこし濃い口でそのままなら強すぎますが、大根おろしを入れるということが前提なら丁度良いのでしょう。一枚目は速攻2分ぐらいで食べ終え、すぐさま店員に追加注文、二枚目もすぐに来たのでこれも楽勝で片付けます。3枚目は注文してチョッと間があり運ばれて来ました。こういうのは間を空けずに入れると入るものですが、そのスキに少し満腹感が漂い始まります。本当は4枚目も行こうかと思っていたのですが、3枚目を食べているうちに、無理は禁物との思いが頭をよぎり、自重することとしました。多分食べて食べられないことは無いのですけれど、満腹になり過ぎてしまう恐れがあったのです。仕事中ということもありあっさり終了。制限時間は30分でしたが15分ほど残しました。
 以前やった食べ放題メニューはと言いますと、栃木・塩原で見掛けた土産物屋でラーメンの食べ放題がありました。これは『つけ麺』でもなく、普通の醤油ラーメンを何杯も食べると言うもの。あっさりとした味で、結構イケそうでしたが、やはり4玉ぐらいでした。昔、御茶ノ水で食べた某店のジャンボラーメンは4玉入りをスープまで完食でタダでしたが(失敗時\1,600)、これは最初に量を見て圧倒されて駄目でした。
 蕎麦で言うと、茨城の岩井(現在の坂東市)で食べた蕎麦食べ放題は麺が太く、食べたことがあります。このときは、せいろを何枚か注文するのですが、最初は5枚が基本。一枚は通常の半人前程度でしたので、楽勝、追加で3枚と言うとチョッと嫌そうな対応。中途半端な量なのでしょう。それでも気にせず食べ終わって、さらに二枚追加。これで終了でした。合計5人前ぐらいでしたが、昼時に食べたにもかかわらず、夜ご飯まで響いて食べられなくなってしまいました。
 食べ放題ではありませんが、栃木県では蕎麦で『一升打ち、五合打ち(いっしょうぶち、ごごうぶち)』というメニューがあり、一つの大ザルに載せて供されるものがあります。お店によって違うのですが、おおよそ、一升打ちで7・8人前、五合打ちで3・4人前といったところでしょうか。モリそば二枚では物足りないと思うときにはチャレンジするのも良いものです。