千秋楽打ち上げ@放駒部屋

放駒

 最近では、トンとご無沙汰なのですが、昔はそれはそれは熱心に相撲を見ていた時期がありました。というのも千代の富士を筆頭に北勝海大乃国等など北海道出身の力士が幅を利かせていたからなのです。それが今となっては見る影もなく…。
 家の近所に相撲部屋がたくさんあるワタクシの住まいなのですが、元坊さんから放駒部屋にコネがあるということで、大の相撲ファンである楽笑山、もとい楽笑さんと共に千秋楽の打ち上げに行かないかとお誘いを受けて行って参りました。
 阿佐ヶ谷の駅から歩くこと10分程、青梅街道沿いに放駒部屋がありました。元魁傑である放駒親方はうっすら現役時代を覚えている程度なのですが、それよりも大乃国を輩出した部屋としての印象が強いのです。松の植木が良い風情を醸し出しています。
 だだっ広い会場は稽古場に板を張り巡らして、広間に仕立て上げているそうです。出張の寿司屋さんも来ていて、盛んに握っています。取り組みが終わって、両国国技館から親方達の到着を待って、乾杯!
 放駒親方は、想像よりもやはり元力士ですから大きい方でした。っていうか流石に力士はみんな大きいですね、一番大きな方は190Kgの前田(まえた)関で今回みんなの一押しになりました。元坊さん、楽笑さんは一緒に記念撮影をお願いしてましたが、一緒に並ぶと元坊さん、楽笑さんがほっそりして見えます(笑)。
 さて、お腹がグウグウ鳴っていたので、乾杯の後、まずはお寿司を頂きます。流石に握り立てで、特上とまでは行きませんが一見少ないようですけれども、丁度良い量の寿司です。受け取りの時に、係りの方が一滴づつ醤油を垂らしてくれます。
 お楽しみは、やはりちゃんこ鍋。一口その味を味わうと予想よりも優しい味わいで、単純には行かない味の奥深さを感じました。少し薄いぐらいで飲み干すのに丁度良い汁には、白菜、ごぼう、えのきといった野菜と共に、丸い鶏肉の団子がふんだんに煮込まれております。一杯では物足りなくなり二杯目を貰いに行くと、野菜がなくなってしまい、肉団子汁になっていましたけど。もちろん後で野菜を足していました。
 予想よりも早く満腹になってしまいましたが、普段では経験することのない、貴重な経験をさせていただきました。元坊さん重ね重ねどうもありがとうございました(ノ´▽`)ノ