北極会・特別編 その2

萠蔵 店内

大満足の一軒目を出た後は二軒目続けてフードを注文することは出来ません。ワタクシもMさんも意外に少食なのです@飲んでいる時は。なので、立ち飲みで一休みすることにして、ここのところお世話になっている、『萠蔵』さんというお店のグループの系列の『南蛮渡来』というお店にしました。先週は混雑していて入れませんでしたが、今回はすんなり入れました。ここでは全て\500ということでしたので、かのパブロ・ピカソが好んで飲んでいたという、薬草系のリキュール『スーズ』をソーダ割りにしてもらい、気分をリフレッシュ。コチラのお店、わかば堂と同様に真空管アンプでボーズのSPを駆動していました。サブウーファーも付いていましたがどうもボンついた低音でワタクシの好みからは外れていました。中音域はなかなか厚みがあって良かったと思います。
 立ち飲みなので一杯でサッと引き上げることが可能、オーナーのオバちゃんが今日は萠蔵さんに居るようだとの情報で早速行くことにしました。

 二人なのでカウンターにしようかと思っていたのですが二階にオバちゃんが詰めているので、階段を上ります。ここでようやく念願のホッピーを頂き、前回美味しかったゴーヤの炒め物、今回はあった牛筋煮込み、カサゴの一夜干しを頂きました。ゴーヤの炒め物は初めての時は、インパクトが強かったですが、今回はその衝撃が薄まった感じ、牛筋のお味は結構でしたがやや硬め。カサゴは小振りながら味の濃いもので、今度秋になったら作って見ましょう。
 ココでいささか満腹になり、お次はどうしようか?ということになりますが北千住初のMさんには是非『大はし』の活気に触れていただきたいので、少し歩いて宿場町通りを右折、少し遅めな柄まだラストオーダーまで時間はあります。席も丁度空いていてカウンターの片隅をゲット。焼酎梅割り、そして煮込みの豆腐だけを注文。やはりここの豆腐は絶品ですね。満腹でも豆腐だけなら一皿いけそうなほど。飲み口が良いものの流石に焼酎ストレートに梅のシロップを垂らしただけ、酔いが回ります。
 それでも折角来たんだからと、Mさんが更にと新規開拓をしたがるので、日光街道に向って進みます。先週の『もつ吉』さんにもMさんのレーダーは反応しました(説明する前に、あの見せ良さそうだねぇとのコメント)が、まだワタクシも行ったことのないお店が良いようなので、聞きかじりの情報で日光街道を越えて少し歩いた、『酒屋の酒場』さんを発見。電気は消えていますが、ここまで辿り着いたので、お店の人に言うと一杯だけならOK!と快く入れてくれました。こういうのは嬉しいものですね。活気ある店内はお客さんで一杯です。平井の豊田屋さんのような豊富なメニューと雑然としながらも居心地の良さそうな居酒屋さんです。
ホッピーを二人で分けても良い、ということでホッピーのセットと中追加で二人で仲良く一杯づつ。スズキの刺身がおススメということでもう満腹ですが、何も頼まないのも悪いのでそれと、鮎の塩焼きを頂いてこの日の北千住訪問の締めとなりました。