元の木阿弥

焼き鳥

 バイクの車検の時期が来ていて、西武新宿線都立家政駅の近くのバイクショップに持ち込み車検をお願いしていたのですが、無事に終了しましたと追加料金も取られることなく済みました。それを引き取りに行って参りました。
 とはいうものの、少し前に調子の悪くなっていたヤマハパワーアンプ『B-4』を修理・再チェックに出していたのですが異常無しとのことで、返却されるので宅配便を待っていたり、一週間前からセキが抜けないので、土曜日とあって午前中しかやっていない内科に掛かりに行ったり、グズグズしていると直ぐに昼になってしまいます。帰って来てしばしまどろみながらも、バッハ155枚組みの最後のCDを聴き終えると、薬を飲むためにも昼食のざるうどんを作り食し、再び昼寝。すると良かった天気がいつしか曇天から暗天へと変わりゴロゴロ鳴っています。こりゃ、今日は引き取りに行けないかなぁと、諦めモードで尚もまどろんでいると、16:30頃には一転晴れて参りました。
 ということで、行くのかったるいなぁと思っていても、今日引き伸ばしても明日同じこと、と自分自身に言い聞かせ総武線〜中央線で新宿まで出て、高田馬場まで山手線に乗り、そこで西武新宿線へと乗り換える作戦。山手線までは比較的スムーズだったのですが、高田馬場のホームで待つと、来た電車は急行電車で目的の都立家政駅のお隣、鷺ノ宮までノンストップ。それでも鷺ノ宮まで行って、普通電車で一つ戻れば良いや、と考え乗り込みました。しかし、使い慣れていない電車ですので、乗った車両とホーム階段の位置関係が全く判らず、目の前に折り返しの普通電車が来ているのにホームを大横断しなくてはならず、階段を駆け上がり、降りている間に電車は無情にも行ってしまいました。
(写真と文章は関係ありません。写真は都内某所で某月某日、電車を撮影している熱心なファンの方を撮影したものです(爆)。) 次の電車があるさと、ものの3分ほどでやって来た電車に乗ると、冷房が効いていて気持ちが良い。しかし、よく見ないで乗ってしまった電車は、来た時に乗った電車の反対版、そうなんですそっくりそのまま目的の都立家政駅には止まらず、高田馬場へまっしぐら。元の木阿弥とはこのことでしょう。ジタバタしても仕方がないので大人しくしていましたが心中穏やかではありません。高田馬場に着くと、すぐさま階段を上り、再びホームに目指し、今度こそ急行で行き、普通電車で戻るか、普通電車でゆっくり6個目の目的地を目指すか。階段の上り下りが少ない後者で行くことにしました。
 結局、本来到着していた筈の30分ほど遅れで到着。料金を支払って、バイクを受け取り江戸川橋経由で帰ってくることにしたのですが、路面が途中から濡れています。どうやら雨が降ったようです。そこかしこ水溜りを避けながら濡れた路面で滑らないように気をつけて帰って来ましたが、何だか走りなれていないルートで何度か間違えながら、ついているんだか、ついていないんだか判らない一日が終了したのでした。