味覚の秋は素晴しい

　この土・日は比較的天気も良好でいつもならどこかへバイクでキャンプでも行っているような感じなのですが、どうにも気乗りせず家にじっとしていました。気が乗らない時に行っても詰まらないですからね。原因は普段アチコチに飲みに行き過ぎたことでしょう。こんな時は休養が一番。
　秋風を感じるようになって、魚も美味しくなって参りました。スーパーに行けば丁度良く秋刀魚や鯵が安く売られています。気温も下がってきたしということで、早速今シーズン初の干物を作ってみました。昼間はさすがに少し気温が上がっていたので夕方から塩水に漬けて(たて塩というらしい)、一時間。キッチンペーパーで拭いて、あとは干し網かごで干すだけ。一晩待っていられないので、夕飯は普通の塩焼き。それでも七輪で熾した炭火で焼けば、￥98の秋刀魚でもそこらの居酒屋で食べるとこの何倍も取られちゃいますね。
　自家製の干物はしっとりした食感が魅力。もっと干せばもちろんカラカラになりますが、目安は一晩で良いでしょう。昼間干す、海辺の干物も良いのですが自家製では、海風が無い分、ただ太陽に当てて脂が酸化してしまうだとか言われています。でも夜ならそんな恐れはありませんね。干すことによって余計な水分が抜けて身の美味しさが凝縮します。