DriveRack260

DriveRack260

 今まで使っていたチャンネルデバイダーはBehringer(ベリンガー)のDCX2496というモデルで、特に不満もなく故障もなく使っていたのですが、この間ネットで検索していたら、ライバル的な存在のdbxの方がより奥行き感が感じられ、音も厚みが感じられるとの比較試聴をした方の記事が目に留まりました。dbxの製品では比較的安価なアナログ式のチャンデバ223XL、234XLといったものからDriveRackPAから始まるデジタルのチャンデバ機能を備えたプロセッサーが揃っています。とはいっても既にチャンデバはベリンガーのCX3400を二台、デジタル式のDCX2496を所有しているのでワタクシにはもはや縁のない話だと思っていたのですが、そんな記事を読んだりしてやや気になる存在になって参りました。
 サウンドハウスのページをチェックしていて、DriveRackPA(実売価格¥61,800前後)とDriveRack260(同¥99,800)というのは30,000強というかなりの開きがあり、心はPAの方に傾いていたのですが、実際所有している方にどうしてそちらに決めたのか、決め手は何かという質問をしていた矢先に、昨今の急激な円高のご時勢、アメリカ製のこの製品もその影響を受けてか、前週よりも¥10,000下がって¥89,800という価格表示。これはと思って早速木曜日に発注、金曜日には到着しました。(その後再び価格は¥99,800に戻っていたのは、内緒です^^v)
 1Uという業務用機材の規格に基づく大きさ(製品の高さ)なので従来のベリンガー製品とは大きさは変わらないですが、なかなか良い色合いです。到着した金曜日は接続せずに、ケーブルを作ってから差し替えて聴いてみました。厚みのある音かどうかは同時に比較したわけではないですし、セッティングもまだまだこれからなので一概には言えませんが、日曜日に少しづついじって設定をし、昨日の朝にもいじって、仕事中にココをこうしてみたらこうだったからと、コツを摑み始めて、今日もチョコチョコ設定。低域は確かに厚みがあるのかもしれません。まだまだこれからですが、面白い機材が手に入りました。
 パワーアンプも最初から設定し直し、インプットボリュームを下げて残留ノイズを下げるようにしたのでかなり静かになりました。パワーアンプを絞りチャンデバでのボリュームを上げて、プリも上げてやることでトータルでバランスをとっています。ディレイはベリンガーに比べてやや大雑把な設定のような気がします。