上野から大江戸線で両国まで1時間半掛かった!?

たきおか Tシャツ

 昨日は完全週休二日制ではない我が社の出勤日。仕事上がりに上野・御徒町界隈で買い物をしようといつものように船堀から都営新宿線に乗り森下乗り換え大江戸線上野御徒町到着。大江戸線のお陰でだいぶアクセスが良くなりましたね^^b。まずは秋のキャンプで無くしてしまったウォーターバッグを買おうと思いましたが、OD BOXでは在庫切れ。
 次に向かい所望していたものとは若干違うものの、同じメーカーの新製品を試してみたらこれがなかなかGood!で即断即決。次いで中田商店の斜め向かいにあるガード下の乾物屋で出汁用の昆布を買う。以前とパッケージが変わりましたが、お店の人に聞くと少し内容量が減ったものの同じ品質のタイプだということで一安心。手持ちのお金が少し心細くなり、マルイの裏にある上野郵便局で下ろし補充。さあ、飲みに行きましょう!前日はお酒も抜いたことだし(誇)。

 今まで何度も気にはなっていた立ち飲み屋の『たきおか』さんです。いつも混んでいたので気後れがして入りにくかったのですが、今回はどうしても飲んでやるぞ、と意気込んでいたのです。それにしても入り口の縄のれんをくぐり抜けても、カウンターにはビッシリお客さん。どうしようか一瞬たじろぎましたが、奥は意外と広いようでホールのオネーサンにここ、と指定されてしまいました。
 ホッピーがあるか聞くとあるということだったので早速注文すると、これが黒ホッピー¥390。いつもは白ばかりなので気分が変わってイイですね。持って来ると同時にオネーサンがフードの注文を促しますので、煮込み¥150を即行で頼みます。それにしても量は多くはないですが¥150とは安いですね。お味はまぁそこそこ、基本の味付けです。持つも柔らかく煮込まれて合格点でしょう。寒い外ですが、中はお客さん達の熱気で暑いぐらいです。


 コブクロ¥150はボイルしたものを刺身にして酢味噌が掛けてあります。ただ、クルンクルンとネジくれている部分だけではなく、いわゆる硬いところもスライスされて混ざっているので、コリコリとした食感が楽しい一品。安いだけではないこのお店の奥深さを感じました。

 料理も奥の厨房で遅滞なく作られているようで、時折何々出来ました!とお盆に載せてホールの女性が売りさばいています。
 そんな中の一つが牡蠣ポン酢掛け¥200。中ぐらいの牡蠣が5つも入ってこれは満足です。お酒もついつい進んでしまうのですなぁ(恥)。他にはあん肝やなんかもお客の間を縫うようにして売られていました。ここでは即お会計のキャッシュオンデリバリー(C.O.D.)なのでお盆の上の皿が減り小銭が溜まっていく様子を見るのもまた一興。
他に野菜天ぷら¥150や串も焼いてもらいすっかり満足しました。もっと早くこのお店を知っていたらなぁと後悔しても後の祭り。右上の写真はホールの女の子(美人)が撮らせてというと顔はNGだからとTシャツのバックプリントを撮らせてもらいました。コチラのお店、朝7時から営業していて、休日は?と聞くと年中無休ですとの答え。実際、元旦もその女の子は働いていたそうです(驚)。

 お次は、すぐ近くの『肉の大山』もいいですが、一人で行くにはやはり『大統領』さんは外せませんねぇ。カウンターの角を占めてノンジュというブランドのマッコリを頂いて、やはり落ち着くなぁと独りごちる。この時間が堪んないんです。寒い外とは仕切る扉もなく寒いですが煮込みの大鍋の目の前。何か焼きますか?とオニイサンに振られるともちろん煮込みですよね。

 隣りの客と話すきっかけになったのが、コチラの『煮込み豆腐だけ』。何年もコチラをお邪魔していてこんなメニューがあったのは知りませんでしたが、メニューを良く見ていたら見付けちゃいました。北千住の『大はし』のような濃い目の汁ではないのでそれほど味は濃くはないのですが、これはこれでとても美味しいです。隣りのお客さんはとても羨ましそうに見てました。聞くと福島・相馬から仕事探しに来ているとのことでしたが、こんな連休前の土曜日じゃ難しいでしょうネ。
 マッコリ2杯を飲んで気持ち良くなったワタクシは、次いで中央通りを渡り湯島へ。何度か楽笑さんをお連れして入れないでいる『EST』さんはこの日お休み。フラフラと小路を彷徨っていると『琥珀』というこれまた渋そうなお店を発見。酔った頭に一つのひらめきが。琥珀というお店の名前を聞いたことがあったのです。ドアを開けると想像通り大人なお店。ハーヴェイ・ウォール・バンガーというスクリュードライバー(ウォッカ+オレンジジュース)にガリアーノというバニラのリキュールを混ぜたものを注文。しっとりと大人の雰囲気に酔いしれたいい時間でした。『EST』の名バーテンダーさんもコチラで修行されていたとか。
 そんなこんなでお店を出たワタクシはついフラフラとどこかのお店へ紛れ込み、気が付けばそろそろお帰りの時間。上野御徒町駅から都営大江戸線に乗って両国まで4つ時間にして6分です。シートに座ったワタクシが気が付いたのは遥か先の赤羽橋。急いで降りて反対のホームに来た電車に乗りこみまたしても不覚に陥りました。次に起きたのはどこでしょう?あまり覚えていませんが、スタートの上野御徒町を過ぎて牛込辺りでしたでしょうか?又しても乗り過ごし折り返しの電車でようやく両国に着いたとき切符は無くなるしいやはや大変な時間が掛かっていました。