にこけん、練馬に大集合〜新年会〜

ピンクレディー?

 我らが『にこけん(日本煮込み研究会)の新年会が昨日練馬の『ふじよし』さんにて行われました。幹事は52週間前に『にこけん』に初参加された元坊さん、ほぼ丸一年で初の幹事役です。
 今回の参加者は他につぶおさんふんわり親方さん楽笑さんぽぱいさん、北極会も一緒のRちゃんことRioちゃん、元坊さんの会社のT光嬢、yochyさんとワタクシを含めて総勢九名が元坊さんのいきつけ『ふじよし』さんに集まりました。
 少し遅れてしまいましたが、既にKFKも含めて馴染みの方ばかり、少しご無沙汰だったRioちゃんも元坊さんの温かい配慮、ぽぱいさんのお気遣いで直ぐに打ち解けていたようでした。
 大鍋で煮込まれているモツ煮込みは薄口の味噌仕立てで様々な部位が柔らかく煮込まれていて大衆居酒屋のそれとは一味違う仕上がり。ナンコツを叩き混ぜ込んだ大葉の香りが何とも言えない鳥のツクネ団子も良いアクセントになっています。大鍋から各人が好きなときに好きなだけ食べられるようにカセットコンロで弱火にかけられています。
 ワタクシがレバ刺し好きということを事前に覚えていてくれて、元坊さんが手配しておいて下さったレバ刺し。元々が魚系が得意なお店なのでこういったレバ刺しの鮮度も悪かろうはずがありません。薄くスライスされていながらもプリプリでした。胡麻油とお塩で頂きます。これは定番メニューではなく、マスターの気が向いたときのメニューらしいです。もちろんお魚の刺身も中トロ、鯛、蛸と色鮮やか。
 焼き物は銀ダラと紅鮭の西京焼き。どちらも程好い漬かり具合で丁度良い塩梅。特に銀ダラは脂の乗りがもの凄く箸で掴むのが困難なほど、ホロリと口の中で溶けてしまいます。ワタクシが小さい頃は毎朝のように食べさせられて辟易していたものですが、こうして食べると実に滋味がありますね。
 また焼酎も冷凍庫で凍らせてシャーベット状にしたいわゆる『シャリキン』ホッピーも飲み放題。一回目のが無くなり、ぽぱいさんが普通に焼酎を注いでグラスに氷を入れたところで追加のシャーベット焼酎が届いたので、さらに氷の上に追加した氷山ホッピーの製作過程。通常の三倍ほどの量の臨界ホッピーも飲んでいたぽぱいさん、後で大変なことにならなければ良いのですが・・・(^^;)。
 また本当に元坊さんのお心遣いには頭が下がる思いです、レバ刺しに引き続いて、あん肝についてもこの間コメントしていたら、又しても手配してくれようとしたのですが、あいにく品切れ、代わりに軽くボイルした白子のポン酢掛け。これもチョッとしたひと手間ですが心憎い演出、さり気なくあしらわれた一味と浅葱のコントラストが堪りませんね。
 他にも写真に収めてはいませんでしたが、べったら漬け、ソラマメ、Boursinというフレーバー・チーズもスライスしたキュウリとクラッカーの組み合わせでこれもお酒が進みます。
 『ふじよし』さんオリジナルなのか元坊さん監修なのか本邦初公開の焼き煮込み。上にあるものをトッピングしてバーナーで焼き目を付けるというもの。ワタクシはお腹が一杯で食べていませんが大好評のようでした。
 途中、カードを使っての席替えタイムがありつつも、気が付けばあっという間の四時間半。本当に楽しい時はあっという間に時間が経つことをみんな実感しました。
 ということで、二次会はもっと早くから抑えてあった元坊さんの行きつけゴールデンコースのお店で、昭和歌謡をメインの大歌謡ショー。意外な人の意外な歌で店内大盛り上がり。気が付けば遠くから駆けつけている人達も終電時間、23時には無事皆さん帰途に着きました。幹事の元坊さんの心遣いが随所にキラリと光った今年の新年会でした。