続・塩煮込み

牛スジ塩煮込み

 この間、塩煮込みをモツと大根・人参で作ったのですが改めて考えてみるとお店で食べる塩煮込みというのは牛スジで作ってあるものではないか、という疑念が頭をもたげ牛スジを買って来てまた作ってみることにしました。
 1・2cm幅に筋を断ち切る方向に切り分けた牛スジを茹でこぼすこと3回。改めて水洗いして脂分を流した牛スジに鰹節と昆布でとった出汁を加え、更に昆布を一枚(10cmx15cm程度)とショウガひとかけを入れます。日本酒と薄口醤油を切らしてしまっていたので、白醤油(愛知方面で作られている、小麦も原料に使った醤油。殆んど色はみりんに近いほどの淡い色)を少々、味は塩で調整。この塩の量が難しく、少ないとぼんやりするし、多いとしょっぱいだけ。最終的には翌日もう一度味を見てもう少し塩を足し、小さじ4分の1より少ないぐらいの砂糖(三温糖)を隠し味でコクを出すようにしました。
 出来上がったのはこんな感じ。大根ぐらい入れたら良かったのですけれど、あいにく手持ちがなかったもので。煮込みながら出て来た脂とアクは取り除いたので、殆んど脂が浮いていないのがお分かり頂けるかと思います。完全なゼロにはなりませんが。モツで作るのとは違い、牛スジを使った場合それほど臭みは出ないのでショウガは要るかどうか迷いましたが、入れて正解。良いアクセントになります。 
 で、作りながら味を見ていて思ったのですが、これは煮込みというよりも牛スジのおでんですね。大根を入れても旨みを吸って美味しいのですけれど、鰹と昆布で出汁をとって薄口で煮込む、これはそのままおでんの出しにに使えそうな出来栄え。塩加減は最後に柚子胡椒を添えるつもりにしていたのでやや薄目ぐらいが丁度良いです。
♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪
 先月中頃にアマゾン・マーケットプレイスに発注しておいたCD。
Let the Music Play: Best ofLet the Music Play/The Best of Shannon Dance・R&B・Disco ¥899+340=¥1,239
 記憶の片隅にあった曲『Let the Music Play』ですが誰が歌っていたのか知りませんでした。偶然知ることになって即発注。リマスターとは書かれていなかったけどリマスターされていて音は良いです。'80年代は軽い音作りが特徴ですからね。Foreignerのカバーもしていたり、タイトル曲以外にも楽しめる一枚。ある意味カイリー・ミノーグにも通じる楽曲です。