春の蒲田・川崎行〜前編〜

六郷温泉

 前日の中野でのミにこけんでの深酒が祟って、しっかり二日酔いの朝を迎えましたが、昼までには何とか回復し、いつもより少し早めの出発です。いつもは17:00に現地集合と言うことが多いのですけれども、今回の集合地点は京急では川崎の一つ手前の六郷土手という駅に16:00という約束です。いつもはこの道路を使って、羽田から仕事の取引先(矢口渡)へと向かうので、トラックで通り過ぎることは何度もあるのですけれども、電車で来て降り立ったのは初めてです。 別角度から撮ってみました。集合時間よりもやや早く着いてしまったから暇潰しです。少し歩き回ってみましたが、日曜の昼間に来てもそれほど面白い町ではありません(失礼)。
 しかしながら我々にとっての目的はコレ。(←クリックすると大きくなります)いつも通り掛かって気になっていた『六郷温泉』の看板。以前見たTVによると大田区は東京でも温泉の多い地域だそうです。自宅に帰って調べて見ると値段も手頃でこれはなかなか良いプランです。川崎探検隊のルートの一つに加える価値がありそうです。


 今回の参加者はMさん♂とワタクシの二人。原点に立ち戻ってという感じですかね。少々遅れてやって来たMさんを待つ間に体が冷えてしまっていたので、早く入ることにしましょう。
 駅からは改札を出て表通りに出ると通りを渡り、左に曲がり北上すること30秒ほど。電車で行けるお手軽な温泉です。泉質は『ナトリウム・塩化物含温泉』ということで黒いお湯が特徴です。
 ごく普通の銭湯チックな番台にいる看板娘さんに代金(¥450)を支払い、脱衣場へ。浴槽は黒湯の泡風呂とそうでないもの、少し低温の普通のお湯と高温のお湯、そしてサウナの人のための水風呂があります。
 身体を洗って早速黒湯に入ってみました。冷えた身体には熱いですが、しばらくすると慣れてきます。見た目は黒くてあまり好みではないですが、お湯自体は癖もなくなかなか良いものです。暫らく温まると、ベンチのようなスペースもあるので休むことも出来ます。
 風呂上りにすぐ近くのコンビニでビールを買って、というのも一案ですが、やはりビールに焼き立ての餃子というプランも捨てがたくお邪魔したのが『広蘭』さん。餡かけの五目焼きそば(海鮮)が売りもののようです。
 早速生ビールと焼き餃子¥280/6ヶを頼みましたが、手羽先¥80/ヶも捨てがたく、辛味とレギュラーをそれぞれ一個ずつ追加しました。餃子は店頭のスペースで焼いて、奥の厨房で別に焼いておいた鉄鍋に入れてアツアツを提供してくれます。手羽先は、下味の味付けがチョッと甘くて二人ともやや閉口気味。生ビールを注文したのですけれどお通しもなくお会計も二人で¥1,560と格安です。
 お店を出て電車に乗って移動します。お隣りの雑色(ぞうしき)です。前回来たときは急な雷雨で商店街の方へは足を延ばせなかったので、少し歩いて見ることにしました。ワタクシは以前一度歩いているのですけれど、やはりかなり活気があります。多くの個人商店が元気に商売しています。
 ここが飲み歩きの途中でなければ買い物をしたいぐらいのお店もたくさんあります。住みやすそうな町でMさんもかなり気に入ったようでした。
一回りして、再び雑色駅に戻り踏み切りを越えて『まんねん』さんへ。久々の訪問です。いつもの『まんねんセット』を頂きます。 牛すじの煮込みとおつまみのキャベツ、串揚げ3本とドリンクが付いて¥1,050とは申し訳なくなるぐらいの充実した内容ですね。
立ち飲みですがセルフで折り畳みの椅子を使うことが出来ます(使用後もセルフで協力しましょう)。ドリンクはホッピーを選びました。先程中途半端に飲食してしまったので、あまり食の太いとは言えない我々は食が進みません。
 串揚げはホタテ、バクダン(ゆで卵)、ヒレカツを選びました。それらを食べ終えるとやや満腹気味。それぞれセットの¥1,050だけでお会計、本当に申し訳なく思いながら再び電車で川崎に向かいました。