初・ゴーヤ・チャンプルと煮込み

牛筋の煮込み

 昨日の夕飯はまたしても自宅で。っていうか今までが外での飲み歩きが多かったというだけなのですけれども。この間豆腐を自家製で作ってみたというのは、本当は今回のゴーヤ・チャンプルを作ってみようと思ったからなのです。というのもたまたまTVを見ていてあまりにも簡単にゴーヤ・チャンプルを作っている番組があって、これならチャレンジしてみようとと思えたのです。ゴーヤを調理するのはこれが初めて。日曜日に買って来ておいたのが、そろそろ傷んでしまうといけないので、早速使ってみましょう。自家製の豆腐はもうないし、沖縄の豆腐(堅いらしいです)なんて扱っているお店、錦糸町界隈では知らないので、代用品として木綿豆腐を充分に水切りして使います。実家では常に木綿豆腐でしたが、こちらに来て以来絹ごし豆腐オンリーとなり、久し振りに購入しました。ジャーレンに乗せて上から何がしか被せて重石として放置。
 その間に、下茹でしておいた牛筋を大根とニンジンの乱切りとを圧力鍋に放り込み、薄口醤油、お酒と塩をひとつまみ。冷凍庫に入れておいた出し殻の昆布と鰹節も入れて煮込みました。材料を入れて火に掛けて火加減を少しだけ忘れなければ良いので楽チンですね。

 火を止めて圧力が治まってから開けてビックリ。出し殻だと思っていたのは『昆布と鰹節の佃煮』に加工しておいたものをすっかり忘れておりました。ですので、今回は塩煮こみを作るつもりで、その実それほど変わらぬ醤油仕立てになってしまいました。まあそれでも美味しく出来ましたが。

 小一時間ほど豆腐の水切りをして、そろそろ良さそうです。ゴーヤは中の種と白いフワフワした部分をくり抜いてスライスし、軽く塩を振って置いておきます。豆腐は手で一口サイズにちぎっておきます。玉子はあらかじめ割っておいて、中華鍋(ワタクシのは片手の北京鍋。両手鍋は上海鍋と言うらしいです。)で胡麻油を熱し、豚肉を炒め軽く火の通ったところでゴーヤを炒め合わせました。今回は某国営TVの番組で見たとおりに作り、中華の技法は使いませんでした。中華なら先にゴーヤを油通ししそうなものですが。しんなりしてきたところで、豆腐を投入。塩コショウを施し、酒少々と薄口醤油をこればかりは少しアレンジを施しました。最後に溶き玉子で絡め、皿に盛り付け。
 分量は全く憶えていなかったので、適当に味を見て作りましたが、やはり豚肉には下味を付けておいた方が良かったかも。全体的に薄味でもう少し濃くても良かったのか、ヘルシーだから良しとするか。ゴーヤの苦味はもう少し抜かないと一般受けしなさそうで、またチャレンジするべきメニューが出現しました。キクラゲを入れても美味しそうですね。
♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪

 さて新兵器ゲットしました。デジタル式のハカリです。近所のスーパーでも同じようなハカリが売っていたんですけど、チョッと思いとどまりアマゾンで探したら思いの外リーズナブルな値段で見付かりました。古典的なアナログ式の上にお皿が乗っていて針がグルリと回る方式の刃いかにも場所がとりそうだし、これなら使わないときにはしまって置くのも楽そう。火曜日に発注して水曜日には届いていました。





ドリテック デジタルキッチンスケール 2kg ホワイト KS-233WT

ドリテック デジタルキッチンスケール 2kg ホワイト KS-233WT

 今までは味噌作りのときなど、塩の分量を量るのに、計量カップに入れて、体積と比重の関係で計算して概算で出していたのです。塩の比重は2.1ぐらいなので、計量カップの半分(100ml)で200g見当にしていたのです。塩ならこれでもおおよそが出せるのですが、この間やってみたような手打ちうどんの場合は強力粉や薄力粉といった粉体は軽く掬った場合と、ギュッと押し込めた場合とでかなりの差が生じるようなので、やはりハカリはあった方が便利なのは間違いありません。それにしても、これが¥1,680(送料・税込み)とは驚きです。もっと早く買っても良かったですね。
酒のほそ道 18 (ニチブンコミックス)

酒のほそ道 18 (ニチブンコミックス)

 ところで。今朝試しに本を一冊載せてみました。愛読の『酒のほそ道』です。240gと判りました。もう一度スイッチを押すと風袋引き機能というのがあって、例えばボウルなどを載せて、その重量を差し引いてそこをゼロとし、材料の重さを計量するという便利な機能があるのです。そこでスイッチを押してゼロにして、本をどかすと、表示されたのは−239g。あれ?1gは?(謎)。