MSRドラゴンフライのOリング

 今日は、金曜日。平日にも拘らず会社の都合でお休みでした。我々の業界は今こういうのが多いんですよね(涙)。それでも土日では出来ないことも出来るというものです。
 家の近所では、様々な鋼材や部品を扱う会社があります。その中にOリング専門の会社がありました。

 キャンプで使用しているMSRというアメリカの製品があります。キャンプ用品ではストーブといわれる調理用のコンロというか、バーナーといいますかそんなものです。『ドラゴンフライ』という機種でガスではなく、液体燃料はガソリン(ハイオク・レギュラー)、軽油、灯油などが使用できるいわゆるマルチ・フューエルタイプといわれる優れもの。燃料ボトルにポンプを介して圧力を掛けて外部にあるバーナー部分に燃料を送り込むのですけれども、その繋ぎ目にあるOリングが矢印の箇所に入っております。

 角度を変えて見ますとこんな感じで、緑色の部品が見えます。ここに真鍮製のパイプを入れてバーナー部分と結合するのです。プラスチックと真鍮の間にこのOリングでシール(密封)してしまうことで圧力が逃げてしまわないようにする大事な部品です。過去にこの製品を買って、修理部品として付属のOリングがこれです。元々付いていたOリングは徳島でキャンプした時に交換してしまったので、使い果たしていました。その後新宿の東急ハンズでOリングを見掛けた時に店員さんに聞くと、Oリングにも色々と種類がありガソリンなどの耐油に優れたものは取り寄せになるとのことでした。それ以来ずっと気にはなっていたんですけど、それが家の近くで購入できるのでは?と思っていたんでようやく行くことができました。部品を外して緑色のOリングを持って行くと流石はプロ、探し出して来てくれました。

 緑色というのはヨーロッパ系の部品でフッ素系のOリングだということでした。色にはこだわらないので、何色でも良いですと言うとこれを渡されました。輸入代理店のHPを見ると、純正部品は¥105(送料別)ですけど、今回は近所で一ヶ¥20で入手できました(嬉)。消費税もオマケしてくれてこれは良い買い物が出来ました。しかし、過去に交換して来て大事に使い込んできたこの部品、いくら安いからといって、5ヶも使い切るのに何年掛かるんでしょう?(爆)。