北極会・Hさんの送別会・前編〜ごっつり〜

キレイに透き通った塩煮こみ

 本日は、ほぼ一ヶ月ぶりの北極会(北千住を極めようとする会)。そぼふる雨の中、集まったのはHさん♂、Aさん♀、Snowさん♀、Rちゃん♀とワタクシの5名。19時集合ですけれど、それぞれ忙しくしている身ですから少しずつ遅れて集まることとなりました。いつも暇な時間通りのワタクシは、早めの到着で駅ビルであるルミネで時間を潰し、時間前に降りていくと、偶然にもHさんにバッタリ出会って驚いてしまいました。前回に自主的に0次会を行った『ごっつり』さんに行こうと思っている旨を伝えると快く了承してくれたので、西口の集合を急遽変更しました。
(以前撮影した写真ですが)東口の階段を下りたところで暫らく待っているとAさんが見ている方角とは反対の方からやって来て驚かされました。連れ立って約30メートルほど先のお店へ移動。『ごっつり』さんです。一階は立ち飲みですが二階はテーブル席になっていますので、人数を告げて階段を上がります。前回コメントを頂いた、ようこさんはワタクシのことを憶えてくれていて、ニッコリご挨拶して下さいました。

 Hさんはまだ少し仕事が残っているということなので近場の喫茶店に居るので、Aさんと二人、差し向かいに席に着いて飲み物を注文。お通しは三種類の中から好きなものを選べるシステム。Aさんは鳥皮ポン酢、ワタクシはイカ大根をホッピー¥400に合わせて。大根は飴色に良く煮込まれていて味が染みております(見た目ほど濃い味付けでもありません)。

 Aさんが食べたいといって注文したレバ刺し¥450。ワタクシの好物ですから異論があろう筈もありません。噛み応え充分のブリブリしたレバーは朝挽きということで鮮度は抜群。薬味はショウガを選ぶあたり、女性ならではの気遣いを感じさせます。翌日プンプンのニンニク臭を振り撒きオフィスには居られませんからね。二人で分けて食べても充分な量が楽しめます。









 仕事を終えてHさんもやって来ました。最初の集合地点に行ってしまったSnowさんもようやく合流、初期からのメンバーです。もつ焼きと並ぶ、このお店の二枚看板の『八戸前沖さば』のヅケと〆鯖を一皿ずつ。一皿の本来の枚数は4切れだそうですが、ようこさんにお願いして人数分にしてもらえました(感謝)。口に入れると、脂の乗りが凄くて、ノルウェー産のサバのような具合です。最初にヅケも頂きましたが、ほんのり醤油の色が付いている様子で、薬味がショウガを添えてあります(〆鯖はワサビ)。






 Rちゃんもやって来てこれで全員集合完了。にこけん隊員の一人としては塩煮こみの出来も気になるところ。それにしても写真をご覧頂くとお判りの通り、透明にキレイに澄んだスープです。今まで何度か塩煮こみを食べ、そして作ってきたのですけど、この透明度は半端ないです。相当に手間が掛かっていますね。臭み消しのショウガも出しゃばらずにスーッと飲めます。昆布とか鰹節が突出していなくて何の出汁か判りませんでした。
 もう一つ驚いたのはこのがつ刺し。普通ははガツをお湯でボイルして細切りにしたもの、というのが一般的なのですけれど、こちらのは表面だけを湯引きして中はレアのまま。臭みも全くなくて、シャクシャクした歯応えと相まって非常に美味しい。これを頂くと今までのガツ刺しはゴムのような歯応えだけと言っても・・・。好き好きですけれどもね。
 『八戸前沖さば』の串焼き¥300/本。他の串焼き同様に刺して焼いてあります。チョッと高いようですが、丁寧に焼かれていて、塩加減も良く炭火で焼かれて脂が抜けたはずですが、ジューシーな仕上がりです。これにはみんなも競って食べるようにして瞬く間になくなってしまいました。



 ホッピーの中(焼酎¥200)も二回目のお替わりではこんなに入って来ました。嬉しいやら、この後の行程を考えると複雑な気分ですが結局飲んでしまいますけど。ナースコールのようなスウィッチが天井から幾つもぶら下がり、押すと店員さんが勢いよく上がって来ます。無闇に押すのは、店員さんの体力の消耗に繋がるので止めましょう。


 前回の自主的0次会で、後のことを考え涙を飲んで諦めた、国産牛ホルモン網焼き(タレ¥450)を頂きました。焼くのに時間が掛かりますが、とのことでしたけれども、皆で話していればそれほどの時間が掛かるとは思えないほどで、焼き上がって来ました。ふわふわの食感で、幾つも食べられそうにありませんがこれはなるほどお勧めされるだけあって試す価値がある逸品でした。
他にチャンジャ、冷やしトマトともつ焼きに辿り着く前に、次のお店の予定もあるのでお会計してもらいましたが、ひとり三杯ほど飲んでも¥2,300ほどのお会計。今度行ったらもつ焼きも試してみなくては(続く)。