北極会・Hさんの送別会・後編〜大はし・萠蔵〜

萠蔵のお通し

 一軒目の『ごっつり』さんを出たワタクシ達は、次なるお店へ行くべく、北千住駅の下にある連絡通路を通り抜けて西口に出ました。雨がまだ降り続いていますので傘を差しながらも最短ルートで『大はし』へ向かいました。ここら辺、最近二軒目では『大はし』さんへ行くのがパターンになりつつありますが、今回は北極会のオリジナルメンバーであるHさんが出身の関西方面に転勤されてしまうので、やはり送別会としてはここは外せないお店です。

 相変わらず賑わっている店内ですが、少し待っていると運良く席を確保することが出来ました。大体21時頃に行くようにしているのですが、このくらいになると比較的4・5人でも入ることが可能になるような気がします。待っている間に入れ替わり立ち代わりでトイレタイムを済ませていたので、後半に行っていたRちゃんはいきなりみんなが入り口の方からテーブルに移動していたのでビックリしていました。あまりにスムーズに席が確保できたからです。
 やはりHさんに最後にこれを食べてもらいたいと思って来たのですが、良い思い出となってくれたようです。この肉どうふ(ワタクシのは裏メニューの『とうふだけ』)はやはり欠かせませんね。比較的最近のメンバーであるAさんもすぐにお気に入りになった逸品。ワタクシももう何度も頂いていますが、何度食べても初めて食べたかのような新鮮な思いがします。濃過ぎず薄すぎない絶妙な味付けなんですよネェ。







 マグロのぬたももらい、飲み物はいつものように金宮焼酎のボトルを一本取り、みんなで分けるとすぐに飲んでしまいますね。梅シロップを入れて炭酸で割るとクイクイいけちゃう飲み口の良いチューハイになります。これが後で効くんですけどね。飲み過ぎご用心の飲み物ですが、これまた肉どうふにも合うんですよね。



 そろそろ時間もおしてきたので、焼酎のボトルを飲み終えたところで移動。北極会では御馴染みになっている『萠蔵』さん。ここもHさんにとって記念になったことでしょう。先に電話しておいたので顔馴染みの女社長さんもこちらに居ることは確認済みです。特に名前を名乗っているわけではないので、顔を見せると、ああと思い出してくれます。柔らかい長崎弁が和むんですよねえ。







 こちらのお店でいつも感心させられるのは、このお通し。いつも違っていて、何が出て来るか楽しみです。この日はやや記憶が薄れてきていますが胡麻豆腐、茄子の煮浸し(冷製)、枝豆、タラコレア焼きの四品。どれもチョこっとずつですが、こちらをお邪魔する時は何軒目かなのでむしろ嬉しい量なのです。少しずつつまみながら注文した料理を待ちます。ここでは合わせる飲み物はホッピーですが、中の焼酎は本格焼酎を奢ってくれます。これで雰囲気がまた変わります。

 のど黒の刺身を皮切りに、サラダなどサッパリとしたものを中心に。ここでは初めて頂いたのですが、〆のラーメンを二種類。冷やしたラーメンで、少しずつ分けると丁度良い量です。醤油味と、胡麻ベースのラーメンですがどちらも甲乙つけがたい出来です。途中でSnowさんが先に帰ることとなり、Rちゃんも後半仕事の疲れが出て調子が悪くなり、早々に帰還することにしまして今回は初めてタクシーにて帰ることにしました。墨堤通り〜三ツ目どおりというルートで帰って来ましたがウチの近くまでで¥2,600ほどと予想よりも安いことが判って思わぬ収穫です。
 Hさんは最後の送別会になりましたがきっとあちらに行っても美味しいお店を見つけてくれることでしょう。