サブSPのユニット交換

交換用のMAX『PR0411M8』

 本来は当ブログはオーディオのこと、それも自作のスピーカー(ウーファー)を作ったことをきっかけにして、オーディオのことから音楽のことに関してのブログということで始まったにも拘らず、最近ではすっかり飲み歩きや食べ歩き、料理のことに関しての比重が多くて、いささかオーディオ関係のネタが寂しい限り(恥)。いっそのこと別のブログにしたり、元坊さんのように改名したりということも考えてはみたのですが、改名したとするとどうにもこのアドレスが厄介なので、このままで行くことにしましょう。
♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪・♪
 さて、長い前置きは置いといて、と久し振りのオーディオネタでござりまする。この間Itopさんにコメント返しで写真をご紹介したのですけれど、メインではなくDVDを見る時のためのサブスピーカーの写真です。
 表側がフルレンジのFE103E(Fostex)、裏側が小口径のウーファーFW127(Fostex)を真反対に配置しているという変則のSP(スピーカー)です。この写真は2006年の12月に撮ったものですが、コーンはPP(ポリプロピレン)でそう滅多なことでは破損しませんが、エッジ部分は発泡ウレタンで湿気に弱いのが短所。既に一度メーカーで張り替えてもらってあるのですけれど(定価の4割で張替えが可能)、湿気もそうですが、このSP、南側の窓側に向けているので、紫外線でもやられていそうです。
 少し前に気がついていたんですけれども、それほど使うのではないので放置しておきました。久し振りに改めて見ると見るも無残な状態。エッジが破損していると言うよりも、辛うじてへばりついているような状況です(汗)。手で触ると『触れなば落ちん』と言う感じでエッジ(の残骸)が面白いように取れていきます。


 エンクロージュアから外すと、見事に日焼けしております。外したユニットのフレームがかたどられています。
 これを張り直しても綺麗には仕上がりそうもないし、そこまで魅力的なユニットでもないので、久し振りに秋葉原にこの間見に行ったのですけれど、そういえば手持ちのユニットで使えそうなものがあると、店員さんと話しているうちに思い出したのです。
 コチラの記事でも取り扱っておりますが、メインのウーファーのメーカーであるMAXというメーカーのフルレンジ『PR0411M8』というものです。PRというのは『Professional』というシリーズ名です。耐入力の大きさが特徴。メインのウーファーは連続耐入力400Wを誇りますが、このフルレンジもRMS(RMSとはRoot Mean Squareの略で
実効値:つまりこの場合は定格の意味でしょうか)で200W!って本当かなと思いますけど・・・(笑)。確かに過去に鳴らした時には、音が割れる前にコチラがビビッてしまうほど(床が鳴り振動し始める)の鳴りっぷりでしたから確かに大音量は出せそうです。


 取り外したユニットの穴の経はφ104。対するPR0411M8はFE103Eとほぼ同じφ93ですから11mmの差が有りガタガタだし隙間がありますので、仕事帰りに錦糸町のアルカキットのダイソーに立ち寄り、隙間テープをゲットしてきました。ウレタン製のやや硬質感のあるタイプで、一周り貼って具合を見ながら結果的には二重に貼ると収まりが良かったようです。ちなみにテープの幅は10mm、厚みは3mm(エンクロージュアの板厚は15mm)です。





3mmが二重ですから片側6mmの両側で12mmですから、収まりが良いのは当然と言えば当然ですけど。配線を端子にハンダ付けすると、端子がやや外側に向いているのでハンダが済んだら、干渉しないように内側に向けて置きます。柔らかいウレタン製のテープですから、押し込めれば入らないでもないですけど、何度か出し入れするとボロボロになってしまいそうですから。







 無事ネジ止め完了。こんな具合になりました。作業を始めたのが遅かったので、結線をして試聴を始めたのが22時半を過ぎていて、大きな音は出せなかったのですけれども、一応普通に音出しOK。MAXの『PR0411M8』もウーファーではなくフルレンジですので、あくまでも音が出ているというだけで低音感は薄いです。エンクロージュアが11.2Lほどと二発のフルレンジを収めるには容量が不足しているので仕方がありませんけれど、やはり小口径のウーファーを調達してこないとイケナイという前振りのような結果が・・・。