増殖する乾物対策

乾物用のケース

 醤油もそうなんですけれど、『だしマニアへの道』と題して様々な『だし』の材料である各種削り節、干し椎茸、煮干類を取り揃えているうちに、結構な在庫になってきました。開封前は日陰で涼しいところに置いておけばヨロシイのですけれども、封を切った後は専用のクリップで留めてから虫が付かないようにという意味もこめて冷蔵庫に入れておりました。しかし、こうした乾物類というのは重さはさほどでもないものの、かさ張るのでありますね。椎茸だけはガラスの保存瓶を専用にしているので(匂いが瓶に付属するゴムの部分にしみこんでいると思われる)、それに入りきらない分だけ冷蔵庫に入れたりして対応していたのですけれども、他の食材を入れるのもままならない状態になってきたので、こりゃいかんということで思いついたのは、専用の収納ケースを作って入れておこうということです。キャンプ道具なんかも専用のプラスチックのケースに収納しているのですから。
 早速ホームセンターへ買いに行きますと、比較的安めのプラスチックのケースは蓋と本体に隙間があり、上からの水などには強いのですけれど、周囲からの(特に下からの)浸水や隙間からの湿気には弱いような造りになっております。ということでその隙間をスキマテープで埋めても良いのですけれど、少々割高ながらもパッキンがグルリと張り巡らしてありバックルで止められるタイプの密閉容器をキッチン用品のコーナーで見つけました。
 錦糸町の近くの猿江の島忠ホームセンターにて¥1,980でした。購入後帰宅して早速冷蔵庫の中から乾物類を引っ張り出してケースに収めました。大きいものは業務用サイズのかつお節500gの使いさしで、枕ほどの大きさがあります。中にはもちろん使い捨ての除湿剤を入れておきます。他には

  • 混合節
  • イワシの煮干
  • アジの煮干
  • 飛魚の煮干
  • 入りきらなかった干し椎茸

と入れましたがまだ空きがあるのでついでに

  • 中華のえびせんの材料
  • 焼き海苔
  • 小麦粉

を入れましたら、キツキツではないものの取り出しやすさを残して大体収まりました。それよりも嬉しいのは、やはり冷蔵庫の中。すっきりして中が見通し良くなり使い勝手が向上。やはり冷蔵庫はこうあるべきと言う状態に戻りました。密閉のパッキンが入っていて除湿剤も入っているので大丈夫だと思うけど、虫対策はどうしようか思案中。下手な殺虫剤だと嫌ですから、ハーブを使った部屋用の除虫剤を使うのも一案か?
詳しくはコチラ
 さてこの間のだしの比較をした翌日。どうにもアジの煮干からとっただしに納得がいかなくて、翌日もう一度取り直してみました。量は同量ながら時間を長くしてみたのです。しかし期待した程には濃くは出なくてもう諦めることにしました。そこで残されたのは前日分と合わせて大量の煮干の殻(がら)。少なければそのままつまんで食べるのですけれど、いささか茶碗に軽く一杯ともなると…。
 そこで水を加えて砂糖、醤油、酒で味を付けて佃煮にしてみました。タップリめの汁で煮たのですけれど、30分ほど煮たでしょうか。アジ・イワシは柔らかくなりましたが、飛魚は意外としぶとくまだ硬かったですね。ということは煮出すときももっと長時間煮出しても良いのかもしれません。乾煎りした胡麻を合わせて佃煮の完成。昆布とかつお節も定番のようですが、作るペースよりも消費するペースの方が遅いので余り作りませんけど。