南千住・丸千葉と四つ木・ゑびす

ゑびすの野菜炒め

 前日の雨天とはうって変わって気持ちよく晴れた日曜日。朝から神輿の掛け声賑やかにお祭りの雰囲気漂う錦糸町界隈でしたが、ふと思い立ち、仲間に声を掛けて昼過ぎに南千住の方へ出掛けることにしました。参加者は前回も行って気に入ってくれたKちゃんを含めていつもの飲み仲間の計5名。




(刺身3点盛り ¥800 カンパチ・マグロ・海老) 午後二時開店(!)の『丸千葉』さんの開店時刻に合わせてほぼピッタリに到着した我々でしたが、それでも既に先客はカウンターに二人ほど居りました。うーん、負けたと思いつつも、5人なのでテーブル席を占めます。他にも予約が入っているようで、早めに到着して正解です。というのも、午後二時から営業している居酒屋さんなので重宝しているのか、その後も続々お客さんがやって来て二十分ほどでほぼ9割以上席が埋まりこの日は二時半で満席状態になっていたのです。
(アジのたたき)
 やや遅めの昼食、といった具合で午前中からメールや電話で来ることを決めていたのでそれぞれが自分の体調に合わせて調整してきて、お酒を飲むと食べない人もそうでない人も自分のペースで注文します。ワタクシ以外の人は生ビールとワタクシはあいも変わらずにホッピーで乾杯。天気が良すぎてやや暑いぐらいでしたから、冷たいのは嬉しいです。五人もいれば立て続けに注文をしておいても食べ切れるので、色々なものが頼めて良いです。


(ヂャンボメンチカツ:お店の記載通り)目に付くところにデカデカと貼られていたメンチカツは、その期待を裏切らないような大きさ。切り方がアバウトで三分割されていたのに、どう見てもアンバランスなのはご愛嬌。テーブルに置かれたソースはポールスタア
というメーカーで余り馴染みのないもののようですが(ワタクシはもともとそースが苦手なので醤油のメーカーは知っていてもソース業界には疎いのですけれども)、東村山のメーカーだそうです。確か、ソースの業界も大手メーカーと同様に意外な地元メーカーがあって大阪のヘルメスソース等も『幻のソース』と呼ばれているそうですね。ワタクシが以前住んでいた錦糸町の近くの住吉にあったハクタカソース(本社は現在もある)等もご近所にあったので馴染み深いメーカーです。
 鮭のハラス焼き¥350。脂が乗っていてメチャメチャ美味かったです。他にも焼きタラコ、お新香、ミックスフライ、冷やしトマト、豚汁とバリエーションも豊富に色々な料理を楽しみながら金宮のボトルを入れてホッピーやウーロン茶で割りグイグイお酒が進みます。
 あっという間に二時間が経過して、この後に他の用事が入っているにもかかわらずに参加してくれた二人が抜けて残った三人でしばし。それでも間もなくつまみも無くなったし丁度キリが良いのでお会計して次のお店へ移動することにしました。川を二つ越えて(隅田川と荒川)辿り着いたのは、四つ木の名店『ゑびす』さんです。
 

 コチラのお店は火曜日定休で日曜でも夕方4時から営業なので時間的に都合が良いのですね。以前のにこけん(日本煮込み研究会)でも利用させてもらいましたね。
 開店から一時間後ぐらいの五時に到着しましたが3人で座れるほどカウンターは開いていないので小上がりに席を構えました。草野球の打ち上げか団体さんが良い具合に出来上がりつつあります。早速ボール(焼酎ハイボール¥270)を頼むことにしました。


 先程の丸千葉さんでも相当に食べて来たのでコチラでは軽くサッパリしたものを中心に。谷中しょうが、やしらすおろし、ガツ刺しといった具合です。やはりこうしたものを食べるとスッキリして良いですね。ほぼ同い年の3人で話をしながらグイグイ飲むのですけれども、ここで忘れてならないのは上の写真にもある、野菜炒め¥370です。以前も食べて驚いたのですが、下手な町の中華屋さんの野菜炒めよりもずっとシャキッとしていて美味しいのです。
 夕闇迫り風もヒンヤリ涼しくなってきた頃、錦糸町に戻り結局『一力』でレモンハイを空けるとそろそろ記憶も薄れてきて昼の二時から続いた飲み会は両国橋のたもとに住む友人宅で大団円を迎えました(←飲み過ぎ、反省)。