おでんで飲み会@自宅

おでん

 ブログのネタが一杯あって、アップする方が追い付かないというブロガーにとっては、贅沢な悩みともいえる状況に陥っている今日この頃です。今回のネタも9月末の週末の出来事でした。
 ある日急におでんを作ることを思い立ちました。かねてから申し上げているように練り物が苦手なワタクシのことですから、おでんといえば練り物というくらい、切っても切れない関係の練り物に関しては今回は作ることにします。練り物なんて買って来れば楽なのに、なんて言わないように。その代わり種類はシンプルに1つだけ、さつま揚げに決めました。いざ作るとなると1人分でも5人分でも手間は変わりないですし、おでんを一人分作るのはバカバカしいので、今回はいつもの飲み仲間を呼んでワタクシの自宅で飲み会をやることにしました。

 前日にアゴ(飛魚)、昆布、かつお節、混合節厚削りで『だし』を取りながら、米の研ぎ汁で大根を茹で(アク抜き)、一度湯がいたキャベツの葉っぱを自然空冷し、豚挽き肉と玉ねぎ、塩コショウと酒・醤油で軽く味付けした具を中に巻き込んでロールキャベツを作りました。かんぴょうを戻して巻いておきました。少々長めでしたが。他にはだしを取る意味も込めて鶏の手羽元を入れておきます。もちろん食べることも出来ます。糸こんにゃくは結んであるものを数分茹でてからだしの中へ投入、厚揚げも湯通しした後、一口大よりやや大きめに切って投入。
 ということで、今回のおでんの種は

  • 自家製さつま揚げ
  • ロールキャベツ
  • 大根
  • 糸こんにゃく
  • 厚揚げ
  • たこ

の6種類を5つずつ、これで4L入る鍋がほぼ一杯になりました。

 翌日、上野のアメ横鮮魚店を幾つか覗いて、黒鯛(チヌ)小4枚で¥500也をゲット。早速家に帰って捌きました。頭は落として別に取っておいて、たまたま前々夜に作っておいたブリのアラの煮物の鍋に入れてアラ煮にしました。ゴボウも食べやすい大きさに切って、炊き合わせておきます。身を切り離した残りの中骨はこれはこれで良いだしが出ますので軽く塩を振って冷蔵庫へ。
 黒鯛の身は皮を包丁で引いてぶつ切りにしました。うろこは綺麗に取り除いたつもりでも、うろこ取りの入りにくいところに残っていることがあるので、要注意です。ぶつ切りにした身を一旦ボウルに纏めておいて、総重量を計ります。550gでしたので、塩と砂糖、片栗粉の重量を比率から割り出し(こちらを参考にしました)、ボウルの中身だけをまずフードプロセッサーにかけて細かくします。刃を回すと意外と身が浮き上がってしまいますので、日本酒を少し加えながらすり身にして先述の塩と砂糖、片栗粉を順に加えます。しかし中身が多過ぎたこと(よく説明書きを読むと上限は200gでした》、塩を加えると粘り気が出るのでモーターに負荷がかかり次第に回りが悪くなりチョッと臭い煙が出てしまい慌ててストップ。すり身にした後はすり鉢で作業した方が安全なようです。
 出来たすり身に茹でて剥いた枝豆とささがきにしたゴボウ、キクラゲの細切りを混ぜ込んで、油で揚げれば自家製さつま揚げの出来上がり。揚げ立てをつまんでも美味しいものでした。
 おでんにした場合、煮込み過ぎると味が抜けるという可能性が、ウェブに出ていましたので、食べる前に5分ほど煮るようにして温めました。

 さて、夕刻本番です。いきなりメインのおでんは出さずに、酢の物から始めます。キュウリ、ワカメと水で戻した麩を絞って酢の物にしました。だしは多めにして、酸っぱくなり過ぎないように、キュウリは蛇腹に包丁を入れておきました。他にはあまり普段自分では漬けることのない人が多いので、我が家の糠漬け(キュウリ、大根等)も。それを出しておいて、さつま揚げを揚げます。揚がったさつま揚げは包丁で食べやすいように削ぎ切りにし、ショウガを添えて出しました。
 頃合いを見計らっておでん。一度に全てを1人ずつ盛ると冷めてしまうので少量ずつ。今回は関西風の薄口のだしで煮ました。アラ煮の方が八方だしで濃口なのでバランスが取れたようです。
 黒鯛の骨は炭火で軽く炙り焦げ目を付けてから取っただしは、かつお節も加えて上等なだしになりました。日本酒、薄口醤油を少し加えて、予め研いだ米に分量を計り鍋で炊き上げると美味しい黒鯛の出汁で炊いたご飯になりました。そのままでも良いですけれど、小さく握って炭火で焼きおにぎりにしました。これは非常に好評でした。多めに作って焼いておいて後日『焼きおにぎり茶漬け』にしても良いですね。
 そんな訳でただ単にさつま揚げを作ってみようと思い立ってから、めぐり巡って一大イベントの夜になったのでした。
注) そんな訳でさつま揚げを揚げたり、おでんを温めたり台所からテーブルに運んだりとしていたので、当日は写真など撮る暇はなく掲載した写真は翌日改めて撮ったものです。