Diana&Marvin/Diana Ross&Marvin Gaye
Diana&Marvin/Diana Ross&Marvin Gaye Soul・R&B ¥652+340=¥992
- You Are Everything
- Love Twins
- Don't Knock My Love
- You're a Special Part of Me
- Pledging My Love
- Just Say, Just Say
- Stop, Look, Listen (To Your Heart)
- I'm Falling in Love with You
- My Mistake (Was to Love You)
- Include Me in Your Life
- Alone [*]
- Things I Will Not Miss [*]
- I've Come to Love You So Much [*]
- I'll Keep My Light in My Window [*]
いつものようにアマゾンのマーケットプレイスにて購入。ドイツはフランクフルトからの発送なので先日購入したCDと同時に発注したにも拘らず、時間が掛かるのは仕方がありませんね。それにしてもこの値段の安さはいかがなものだろうかと訝しく思ってしまうぐらいですけれども、しっかりとリマスターされて4曲追加されているお買い得盤(嬉)。
早速聴いてみましたが、冒頭の"You are everything"は既に所有しているDianaさんのベスト盤"Voice of love"にも収録されているし、何と言ってもこれはStylisticsの原曲のヒットでも有名な曲ですね。
オリジナルの方。
そしてDiana RossとMarvin Gayeによるカバーの方。
どちらも甲乙付け難い出来の良さですね。さてアルバムの方に話は戻りますが、もっとコテコテに甘いデュエットかと思いきや、それほどでもなくやはり当時('73年ですから35年以上前!)人気の高い二人のコラボレーション作品ですから、バラードばかりでもなくR&Bとしても質の高い作品として楽しめるような出来です・・・というのは優等生的なコメントであって、グーグルなどで検索すると、『実際にはマービンさんの人気にあやかってレーベル側の思惑により製作されたアルバムで、いわゆる『大人の事情』により出来上がった作品なのでファンサイドからは評価の真っ二つに分かれるアルバム』だとか、『デュエット作品なのに、実は二人が同じスタジオに入らずに、マービンさんの吹き込んだトラックにダイアナさんが後から被せた』だとかドロドロした背景が見え隠れする情報がネット上で幾らでも見付かります(実際にはマービンさんがスタジオでガンジャ(大麻)を吸ったことで、妊娠中のダイアナさんが立腹し別録音にしたという説があるようです)。しかし、あたしはこんな事知ってんのよ(俺はこんな事知ってんだぜ)的なアプローチで記事をアップすることはワタクシのスタイルではないのでそこら辺は割愛。むしろ後追いでこうした作品を純粋に楽しめる方が余程ハッピーというものです。
ドリフに毒されていないワタクシは別にそうは思わないのですけれど、この曲はその世代にとってはどうもそれを想起させるらしい"Don't Knock my love" 元々はウィルソン・ピケットの曲ですね。こんな曲も上手くカバーしていて、甘いだけのアルバムではないのは確かなようです。
#7の"Stop,Look,Listen (to your Heart)"もカバー(オリジナルはThe Stylistics)ですけれども、これもいい曲です。