多目的ラックをお手軽に製作

 長年音楽が好きでオーディオにも趣味の領域を広げてからン10年もするといつしか使わなくなった機材や過去に使っていたけれど故障してからも修理になかなか出せず仕舞いの機材が部屋の片隅に放置されていたりします。このままではいけないと思いつつも重い腰を上げず(いや実際重いのはこうした機材だったりするのですけれど)、構想が持ち上がったのは約一年前。棚板にするべき板はかねてからずっと置いてあって、考えてみると今使っているオーディオラックを作った時に余った板ですからかれこれ5・6年前からあるものです。自分でも呆れるぐらいの放置っぷり。いよいよ自分を追い詰めるべく安い角材(1x2材)を買って来て、L字の金具(金折)とビスも同時に揃えて下準備OK!

 1x2材は切りっ放しの寸法のまま利用したので1800mm程ですが脚には大きめのキャスターを使って移動可能にしてありますので高さが異常に高くなりました。このキャスターは以前事務所の移転の際にコピー機を移動するために仮の台車を作る時に購入したものですからコピー機一台100kgと想定して、耐加重50kgのものを4個ですから200kgまで耐えられるようになっています。もっともそこまで載せると板の方か1x2材の方が壊れるでしょうけれど。一番上の棚は材料がなくなってしまったので、フロア材の端材を寸法に切って二枚を木工用ボンドと薄い鉄板金具で張り合わせました。一番上にはそれほど重いものを載せるわけではないのでこれで充分でしょう。
 上の棚から、昔使っていたソニーのCDプレーヤー。XA55ESというものです。その下も同じくソニーのMDプレーヤー。そういえばMDってどこ行っちゃったんでしょうね?これも暫らく使っていません。その下はマランツのデジタルアンプDA55が二台。安い(@29,800)からって二台も買ったけどサーっというノイズがうるさくて半年ほどで使わなくなりました。まだまだ現役で使えると思いますけれど。

 下のほうには次第に増えてきた七輪の数々。筒型(正式には練炭コンロという)と朝顔形のものはその特長を生かして煮込みもの用(筒型)と焼きもの用(朝顔形)に使い分けています。これはどう違うかというと、炎というか熱を照射する間口の広さが朝顔形のほうが広いので焼き魚に向いているということで、筒型のほうでは比較的少ない炭でも長時間燃焼するから煮込みに向いているようなのです、経験上。
 上の段はこの間買った長七輪ですね。これらを今まではキッチンに置いてあったんですが、歩くたびに足をぶつけそうになったり実際ぶつけて痛い思いをしたりとロクなことがないのでこうしてしまえる場所が出来たのは大変喜ばしいことです。